キックボクシング
レポート

【KNOCK OUT】無敗の高校生ホープ・乙津陸が試合終了直前の劇的KO勝ちでメインを締める「そろそろベルトが欲しい」

2022/08/06 20:08

▼第3試合 KNOCK OUT-BLACK スーパーフライ級 3分3R
×井ノ本航希(LAILAPS東京北星ジム)
TKO 3R 1分48秒 ※セコンドからのタオル投入
〇竹田哲紳(クレイン)


 井ノ本は22歳で2戦2勝と負けなし、竹田はKNOCK OUTアマチュア・アダルト55kg優勝(2021年8月)、同52.5kg優勝(2021年11月)、WINDY Super Fight MuayThai40kg優勝(2019年3月) の実績を持つ16歳でこれがプロデビュー戦となる。


 両者はかなりの身長差(井ノ本が158cm、竹田が173cm) 。1R、井ノ本が右ミドル、ジャブを顔面とボディへ。鋭い左フックも打つ。武田は前蹴りを出すが井ノ本は鋭く踏み込んでの右ストレートをヒットさせ、竹田のパンチや左ミドルに左フックを合わせに行く。井ノ本は速い左ボディから左フックのダブルを見せ、さらに連打で竹田をコーナーへ追い込む。


 2R、踏み込んでの左フックを繰り出す井ノ本に竹田は左のテンカオを合わせだす。このテンカオが入ると竹田のパンチも当たり始める。テンカオを警戒したか簡単には入れなくなった井ノ本に竹田は右ストレート。井ノ本は右ローを蹴って左右フックを放つが、見合いのような展開が続く。


 3R序盤打ち合いになったところで井ノ本の右ショートがヒットして竹田はダウン。立ち上がった竹田は右ストレートで反撃し、その右を打ち抜いてダウンを奪い返す。打ち合いをする両者だが竹田の右ストレートがまたもクリーンヒットしてダウンを喫する井ノ本。ここで井ノ本のコーナーからタオルが舞った。


 竹田は「井ノ本選手めっちゃ強くて自分が倒れた時に何が起こったか分からない、今も分かってないです。これからも練習して強くなっていきます」とマイクで語った。

MAGAZINE

ゴング格闘技 NO.331
2024年3月22日発売
UFC参戦に向け、ラスベガス合宿の朝倉海。「プロフェッショナル・ファイターの育て方」でチームを特集。『RIZIN.46』鈴木千裕×金原正徳インタビュー、復活K-1 WGP、PFL特集も
ブラジリアン柔術&総合格闘技専門店 ブルテリアブラジリアン柔術&総合格闘技専門店 ブルテリア

関連するイベント