キックボクシング
レポート

【KNOCK OUT】無敗の高校生ホープ・乙津陸が試合終了直前の劇的KO勝ちでメインを締める「そろそろベルトが欲しい」

2022/08/06 20:08

▼セミファイナル(第5試合)KNOCK OUT-REDライト級 3分3R延長1R
×庄司啓馬(TEPPEN GYM)
判定0-3 ※28-30×3
〇カミシロ(PHOENIX)


 庄司はヒジなしルールに出場する選手が多いTEAM TEPPENの中で、ヒジありルールに挑む25歳。戦績は4勝(1KO)7敗。対するカミシロは2017・2018北斗旗全日本空道体力別選手権大会-240クラス優勝の実績を持つ30歳で、キックボクシングの戦績は3勝(2KO)2敗1分。


 1R、庄司の右ミドルにバランスを崩したカミシロだが、組み付いてきた庄司にヒジを見舞う。カミシロは首相撲で豪快に庄司をコカす場面も。


 2R、カミシロは左インローを蹴り、庄司が右ミドルを蹴るとそれを外して攻撃に転じる。庄司はカミシロをコーナーに詰めて行くが、カミシロのヒジ、ヒザ、左フックをもらう。


 3R。カミシロは前に出る庄司を首相撲に捕まえてのヒザ蹴り。右フックからつかんでヒザをどんどん入れていく。左ミドルを蹴り、庄司が右ミドルを蹴り返してくるとそれをスウェーでかわして組んでのヒザ蹴り。庄司も首相撲で勝負するがカミシロのヒザが直線的に入る。庄司が前へ出てくるところに右フック、右ヒジを合わせて首相撲に捕まえるカミシロ。さらにヒジを叩きつけ、コカす。


 判定は3-0で首相撲での勝負を制したカミシロが勝利した。

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