▼第4試合 KNOCK OUT-BLACKスーパーバンタム級 3分3R延長1R
〇加藤和也(ドージョー☆シャカリキ)
延長R 判定3-0 ※10-9×3
×井熊知也(クロスポイント吉祥寺)
※本戦の判定は29-29×3
加藤は5勝(1KO)7敗の27歳、井熊は4勝(3KO)1敗の24歳。
加藤はステップを使ってリングを大きく回り込む。井熊は右ロー、左ミドルと蹴っていき、加藤は井熊の攻撃を待って右フックを当てると一気にラッシュして左右フックをヒットさせる。打ち合いになると振りの大きい井熊のパンチをかわし、加藤がコンパクトな左右フックを当てにいく。動き回る加藤を井熊はなかなか捉えることが出来ない。
2R、前に出る井熊は左右フックを繰り出すが加藤は頭を左右に振って当てさせない。逆に加藤は井熊の攻撃を待って左右フック、左右ストレートを当てていく。徐々に距離が詰まると井熊のパンチも当たりだし、右ストレートがクリーンヒット。だんだんと振りも小さくなってきた。前蹴りとパンチでボディも攻め、加藤のパンチをもらってもお構いなしに前へ出て左右ストレートを叩き込む井熊。
3Rも前に出るのは井熊。ガムシャラに手を出し、加藤も反撃するが手数が及ばない。井熊はさらに首相撲からアゴへのヒザ。加藤も足を止めて打ち合う。加藤のパンチをもらっても前へ出て右ローを蹴り、打ちに行く井熊に加藤は右ストレート。加藤の右ストレートのヒットが目立つが、井熊も右フック、前蹴りを打ち返す。足を止めての打ち合いでアゴが上がるのは井熊。
本戦の判定はドローで延長戦へ。このラウンドも井熊は前へ出る。ガードを固めて右ロー、加藤はガードの上からでもジャブと右ストレート。井熊の前蹴りには左ボディで対抗。右ローを狙っていく井熊だが、加藤の右ストレートを連続被弾。負けじとワンツーを出す井熊に加藤はストレートの4連打。井熊の蹴りにはジャブを合わせる。