キックボクシング
レポート

【ホーストカップ】小川翔がテーパプットと苦いドロー、MAMUTIが実方宏介に逆転KO、熊谷麻里奈と平塚大士が新王者に

2022/07/14 19:07

▼トリプルセミファイナル1(第8試合)ヘビー級 3分3R延長1R
〇ジャイロ楠(TEAM JAIRO/元アクセルヘビー級王者、元J-NETWORKヘビー級王者)
TKO 1R 1分03秒
×森 謙太(秀心塾)


 当初ジャイロ楠はカルロス・ブディオと空位となったHOOST CUPヘビー級王座決定戦に臨む予定だったが、ブディオはブラジルから出国する際に出国制限にひっかかり、来日できなくなってしまった。そこで森謙太(秀心塾)とのノンタイトルマッチを行なうことに。


 森はかつて九州の大会で『THE MATCH』にも出場したサッタリとM-1ヘビー級王座を争ったことでも知られる熊本在住の重量級戦士だ。しかし急遽ピンチヒッターとしての登場だったけに調整不足は明らか。かつてプロボクサーとして活動したキャリアを持つジャイロの軽やかな連打を浴びると、ガードを固めたまま防戦一方になってしまい、そのまま立て続けに3度ダウンを奪われ1R1分03秒、TKO負けを喫した。


 試合後、マイクを握ったジャイロは「今回のタイトルマッチ(王座決定戦)のために2カ月間一生懸命練習したけど、相手が日本に入れなかった。(今年)12月のHOOST CUP(名古屋大会)でまたタイトルマッチをお願いします」と流暢な日本語でアピールした。次の名古屋大会は12月18日に予定されている。

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