▼バンタム級ワールドGP準々決勝 5分5R
〇ダニー・サバテーロ(米国)※インタビュー
[判定3-0] ※49-46×3
×レアンドロ・イーゴ(ブラジル)※インタビュー
※サバテーロが準決勝進出、ラフェオン・ストッツと対戦へ
1R、ともにオーソドックス構え。身長で上回るサバテーロのセコンドにはATTマイク・ブラウン。待ちのイーゴのセコンドにはエリック・アルバラシン。サバテーロはスイッチしながら左を突く。距離でかわすイーゴ。上下に身体をステップしながら圧力をかけるサバテーロは右カーフキック。遠間からダブルレッグテイクダウンはサバテーロ。イーゴの立ち際にバックテイク。ハーフバックからたすき掛けで、背後からカーフを蹴る。
亀になるイーゴは片ヒザ立ちにるが、左足をかけたまま背後からパウンド狙い。そのグローブの右手を脇に挟み防ぐイーゴにブレーク。立ち合いゴング。
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2R、先に圧力をかけるサバテーロ。右カーフを蹴るイーゴ。詰めるサバテーロが右の跳びヒザからダブルレッグテイクダウン! 尻で座るイーゴの立ち際にバックを奪うと正対際にパス狙いに、イーゴはアームロック狙いから足をかけてバック! 4の字ロックを組むと背後からパウンド、ヒジ。サバテーロ腕をクラッチしてリアネイキドチョークを防ぎながら正対を狙うが、イーゴはパームで絞めて最後は細かいパンチ。
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3R、左前蹴りのサバテーロ、さらに右ストレートで詰めると、右カーフ! 足が流れたイーゴ。サバテーロはここも遠間から低いダブルレッグテイクダウン。イーゴはギロチンも狙うが、足をさばこうとするサバテーロに腰を切りガードに入れるイーゴ。しかしサバテーロはインサイドで上から細かくパンチ。イーゴは下から4の字ロック、足と解くと首を抱え背中を着けて防御。サバテーロはヒジを落とす。
4R、右カーフを突くイーゴ。その場で前足を掴みシングルレッグからダブルレッグでテイクダウン。両足を持ち上げて上を取るサバテーロ。下のイーゴはネルソンも、外す。亀になり立ち上がったイーゴを背後から崩すサバテーロ。いったんボディロックで持ち上げ両手を着かせてバックから左足をかけにいく。
金網使い立ち上がるイーゴ。背後のサバテーロのクラッチを切ろうとするが、体格で勝るサバテーロは左足をかける。終了間際、イーゴは離れて右バックフィストをヒット。さらに右裏拳をもう1発もゴング。
金網使い立ち上がるイーゴ。背後のサバテーロのクラッチを切ろうとするが、体格で勝るサバテーロは左足をかける。終了間際、イーゴは離れて右バックフィストをヒット。さらに右裏拳をもう1発もゴング。
5R、ワンツーで詰めるのはイーゴ。しかしまたも遠間からダブルレッグはサバテーロ。それを首を抱えながら、しかしギロチンには入れないイーゴに、サバテーロはまたも立ち際に左足をかける。
イーゴが立ちで正対したところでダブルレッグに入るサバテーロ。今度もギロチンチョークを狙うイーゴだが、右足を抱えているサバテーロは上からヴァンフルーチョーク狙い。外して立つと、左右を振るが、そこにカウンターのテイクダウンはサバテーロ! イーゴはハイガードを狙うが、サバテーロは上のまま細かくパウンド。ゴング。コントロールタイムがイーゴの2分に、サバテーロは14分、テイクダウンは11-0で圧倒。
判定は49-46×3でサバテーロが勝利。ラフェオン・ストッツが待つ準決勝へと駒を進めた。
フィニッシュせずも判定勝ちしたサバテーロは、場内のブーイングのなか、ビッグジョン・マッカーシーのインタビューに、「ビッグ・ジョン、ここで汚い言葉を言うな、と言われているけど、クソも気にしないぜ。俺はアニマルだ。ブーイングするやつらはここに来てやってみろ!」と豪語。
そこに準決勝で対戦するストッツがケージインして、「最悪だ。お前はレツスルしただけだ。俺と戦えるお前におめでとう」とマイク。
フェイスオフでは、中指を立てたサバテーロに、その手をストッツが払いのけ、小競り合いとなったところでビッグ・ジョンが2人を分けた。