MMA
レポート

【Bellator】ムサシ、敗れる。ATTからの挑戦者エブレンがミドル級新王者に! バンタム級ワールドGPはサバテーロがイーゴに判定勝ちで準決勝のストッツと舌戦、マゴメドフがバルゾラにギロチン極めてミックス戦へ!

2022/06/25 10:06

▼バンタム級ワールドGP準々決勝 5分5R
〇マゴメド・マゴメドフ ※インタビュー
[4R 1分27秒 ギロチンチョーク]
×エンリケ・バルゾラ(ペルー)
※マゴメドフが準決勝進出。パッチー・ミックスと対戦へ

 1R、マゴメドフのセコンドには引退を表明したUFCのザビット・マゴメドシャリポフがつく。中央でバルゾラと拳を交える。ともにオーソドックス構え。バルゾラは身体に厚みがある。

 先に右ローを当てるマゴメドフ。右ミドルも。組みにいくマゴメドフに差させないバルゾラ。マゴメドフは右バックフィスト。かわすバルゾラ。

 圧力をかけ返すバルゾラ。右を見せながら前足にシングルレッグ、しかし背後を見せながらも正対してボディロックテイクダウン! すぐに立ち上がるバルゾラ。なおもクラッチするが、突き放すバルゾラはアッパー。マゴメドフは右目尻を赤くする。

 金網に詰めてダブルレッグテイクダウンはバルゾラ! そしてバックテイクもマゴメドフは腰をずらしてバックから脱出。バルゾラは右後ろ蹴りを見せる。

 2R、ジャブ、カーフキックを打つマゴメドフ。シングルレッグも切るバルゾラ。左フックで飛び込むマゴメドフ。左のバルゾラに右を内側からヒット! しかし詰めるバルゾラはダブルレッグからボディロックで前方に崩し! さらにバックを奪いコントロール。立ち上がるマゴメドフにダブルレッグから尻下でクラッチし、テイクダウン! マゴメドフの立ち際にアナコンダチョークも狙う。

 外すバルゾラの組みを右で差して立ち上がるマゴメドフはバックフィスト狙い。左フック。バルゾラも左ボディ、左フックから右に繋ぐ。ブロッキングのマゴメドフがサークリングする展開だが、左のバックフィストを当てると右の後ろ廻し蹴り! バルゾラは右目を押さえる。

 3R、スイッチするマゴメドフ。バルゾラの左の蹴りを掴んで組むマゴメドフをがぶりからバックを奪うバルゾラ。ボディロックに正対し離れるマゴメドフはワンツー。左を当てるマゴメドフ! バルゾラのマウスピーズが飛ぶ。サウスポー構えからオーソに戻し、バルゾラの打ち返しに右に回る。

 左を突き、近づいてヒザを突くマゴメドフ。サウスポー構えで左を突くマゴメドフ。追うバルゾラはダブルレッグも切る。バルゾラはクリンチアッパー。サウスポー構えから右ジャブ、左ミドルに繋ぐ。

 詰めるバルゾラは右ストレート。マゴメドフの首相撲ヒザに、バルゾラはクリンチアッパー。ダブルレッグから右を差して押し込む。次序盤の打撃はマゴメドフ、組みはバルゾラ。

 4R、先に組むのはバルゾラ。金網背にするマゴメドフは差し返すと突き放す。右後ろ廻し蹴りをかすめるマゴメドフ。惜しかったね、という表情のバルゾラがダブルレッグで詰めてきたところに、利き手ではない左手でジャンピングしてのアームインギロチンチョーク! クローズドガードにしっかり入れて絞り、マウントになって極めた! 4R 1分27秒 一本勝ちで準々決勝を突破した。

 試合後、マゴメドフは、「3R後に捕らえられる、と言ったんだ。バルゾラが強いのは知っていた。(次の相手はパッチー・ミックスだが?)ミックスはとてもいいやつで、一緒に練習したこともあるし、早い段階では戦いたくなかったけど、戦うしかないね」と笑顔。

 ケージインしたミックスは、「マゴメドフは好敵手で素晴らしい対戦相手だから、試合をするのが楽しみだね」とマイク。互いに向かい合ってのファイトポーズでは、マゴメドフが笑って逃げるポーズ後、2人はハグをかわした。

MAGAZINE

ゴング格闘技 NO.335
2024年11月22日発売
年末年始の主役たちを特集。UFC世界王座に挑む朝倉海、パントージャ独占インタビュー、大晦日・鈴木千裕vs.クレベル、井上直樹、久保優太。武尊、KANA。「武の世界」でプロハースカ、石井慧も
ブラジリアン柔術&総合格闘技専門店 ブルテリアブラジリアン柔術&総合格闘技専門店 ブルテリア

関連するイベント