▼第5試合 DEEP 58.5kg以下 5分3R
〇福田龍彌(MIBURO)
[判定3-0] ※30-27×3
×ビョン・ジェウン(フリー)
神龍誠とのタイトル戦が新型コロナウイルスの影響で消滅したビョン・ジェウン。寝技がベースで2016年にフェザー級で今成正和に判定勝ち。2018年には元谷友貴を打撃で苦しめており、佐伯繁代表もイチオシの激闘ファイターだ。
元修斗フライ級世界王者の福田龍彌は、2021年10月に神龍に判定負けも、2022年2月に伊藤裕樹に2R TKO勝ち。2022年3月のRIZIN大阪大会ではNavEに1R TKO勝ちで“おかわり”をリクエストしていた。
元谷戦の死闘で4度も顔の手術を行ったというタフファイターのジェウンと、ボクシング技術にも定評のあるオールラウンダーの福田。58.5kg以下契約試合で生き残るのは福田かジェウンか。
1R、サウスポー構えの福田。オーソドックス構えのジェウンは右イドルハイ。ブロックする福田は右アッパー。詰めるジェウンはダブルレッグも差し上げる福田は左で差して四つからテイクダウンも、すぐに立つジェウン。
両差しの福田には右差しで肩パンチ。金網背に顔を剥がそうとするジェウン。ブレーク。右ミドルハイはジェウン。ブロックする福田は右ジャブ。頭を下げてのジェウンの入りにアッパーも突く。ノーモーションの左ストレートを当てる福田。しかしジェウンも右を振ってダブルレッグに。落ち着いて差し上げる福田。
2R、右を振り組んでダブルレッグのジェウンを剥がし、詰めて左ヒジを突く福田。シングルレッグでテイクダウンを奪うジェウンに金網まで這い立ち上がる福田。しかしなおもがぶりから上を狙うジェウン。ここでも立ち上がることに成功する福田。
福田の左に組むジェウン。体を入れ替える福田に押し返すジェウン。しかし突き放す福田は右ボディ! ジェウンも右ミドルを返す。しかし左右を振るジェウンをかわs福田は左ストレートを入れる。
3R、福田の左フックをかわしてボディロックから崩すジェウンに下にならず立ち上がる福田。右ミドルを当てるジェウンにすぐに左ストレートを返す。シングルレッグで詰めるジェウンに前転からスクランブルで立ち上がる福田。
ジェウンの粘り強い組みにもすぐに体を入れ替え突き離す。ジェウンの組みを差し上げる福田。その入りに右アッパー! 左右をこつこつと当ててアウトボクシングする福田。ジェウンの足が止まると左ストレートを胸に打ち込み、ジェウンのボディロックからの捨て身の崩しに上に。ここはジェウンも立ち上がるが攻め手に詰まる。
判定は3-0(30-27×3)で福田がフルマークの勝利。