▼ウェルター級 5分3R
〇ランディ・ブラウン(ジャマイカ)15勝4敗(UFC9勝4敗)
[判定2-1] ※29-28×2, 28-29
×ケイオス・ウィリアムズ(米国)13勝3敗(UFC4勝2敗)
ウェルター級。UFC8勝4敗のブラウンはボクシングがバックボーン、柔術茶帯。UFC4勝1敗のウィリアムズは、4勝のうち3KO勝利を誇る。
1R、ともにオーソドックス構え。191cmの長身ブラウンに右で飛び込むウィリアムズ。かわすブラウンの横蹴りに、ウィリアムズは右のオーバーハンドを振る。
左の高い前蹴りを見せるブラウンだが、その蹴り終わりにすぐに詰めるウィリアムズ。金網に押し込むが、差し返したブラウンが押し返し。しかし、ブラウンのダッキングにウィリアムズは右アッパー! ダウンしたブラウンの立ち際にウィリアムズはがぶりからアナコンダチョーク狙いも、首を外して立ち上がるブラウン。
右を突いて先に組んだのはブラウン。首相撲ヒザもウィリアムズはクラッチを切る。リーチのあるブラウンが詰めて右アッパー。入れ替えるウィリアムズの首を長身を活かして抱えるが、ウィリアムズもスタンドのまま凌ぐ。ウィリアムズのラウンドに。
#UFC274 Official Result: Randy Brown (@TouchNGo_) (29-28, 29-28) def Khaos Williams (29-28) by split decision.
— UFC News (@UFCNews) May 8, 2022
All Fight Results ⬇️:
2R、前に出るブラウンは左右の前蹴り、ロー。ウィリアムズも右を振り、右ローも前に出れなくなる。ブラウンはジャブをダブルで突くが、右で押し返すウィリアムズ。ブラウンは右ハイ、長いヒジを打つが、ウィリアムズはかわず。詰めるブラウン。左右ボディから左で差す。スイッチしたブラウンはオーソに戻して、サイドキック。かわすウィリアムズに左のスラッピング気味のジャブ。ウィリアムズは右を振って左で差して押し込みブザー。ウィリアムズも当て返したが、ブラウンが取り返したラウンドか。
3R、右の高い打点のブラウン。一転、遠い間合いになる。右から左を突くウィリアムズを肩でかわすブラウンが右。サウスポー構えになり右ジャブをトリプルで突き、左狙い。オーソに戻し、右の関節蹴り。ウィリアムズの左右をバックステップでかわす。
しかし一瞬足が止まったところにウィリアムズは右! ダウンしたブラウンはすぐに左で脇差し立ち上がり、詰めて右フック! さらに首相撲ヒザも。しかしブラウンは右の大振りをかわされ金網背に。組むウィリアムズは左で差して押し込み。左突き離れる。
右を打つウィリアムズに追うブラウンは右首相撲から左右ヒザ蹴り3発。離れたウィリアムズがスーパーマンパンチを見せて、ブラウンがかわしてブザー。手数はブラウン、ウィリアムズが奪ったフラッシュダウンをどう取るか。
RUDEBOY secures the victory via split decision 💪
— UFC (@ufc) May 8, 2022
[ @TouchNgo_ | #UFC274 | Live on ESPN+ PPV: https://t.co/cbSgXTfJoR ] pic.twitter.com/0I6pATiwYl
判定は2-1(29-28×2, 28-29)でブラウンが勝利。ブラウンは「ブラザーありがとう。ケイオスはとても危険だと思ってた。様子を見ながら、2Rから全力を尽くして戦った。打たれた後に足にきたけど、うまくリカバリーできたと思う。ジャマイカのみんなありがとう」と語った。