▼第7試合 DEEP JEWELS 51kg以下 5分2R
×川村虹花(50.75kg/仮面女子)
[判定0-3]※18-20×2,19-19マスト判定MAO
◯MAO(50.70kg/フリー)
仮面女子の川村虹花は大晦日RIZINのあい戦での1R TKO負けからの再起戦。対するMAOは日本体育大学在学時にトライアスロンで活躍し、卒業後には自転車ロード競技に転向、2018年6月からMMAに挑戦も1勝2敗と黒星が先行している。同じく2勝3敗と負け越している川村とのマッチアップで、勝敗を五分に戻すのはどちらか。
再起戦ながら川村は前日計量後に「今回はしっかりと決めて勝ちたい」とフィニッシュすることを目標に掲げている。
互いにローキックから右で飛び込むのは川村。MAOは距離保ちカウンターを当てる。2Rには左右フックのMAOに川村も打ち合いでひかず。MAOは長い右ロー、川村も得意のオーソからの左ハイも繰り出すがガードされ、テイクダウンの展開にも行けず。打ち返しの有効打を当てたMAOが判定勝利した。
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▼第6試合 DEEP JEWELSアトム級 5分2R
◯青野ひかる(48.10kg/ストライプル新百合ヶ丘)
[2R 2分36秒 腕十字]
×檜山美樹子(47.85kg/名古屋ファイトクラブ)
青野「しっかり練習をしてきたので、納得のいく勝ち方をしてタイトル戦線にからめるように頑張ります」
檜山「初参戦に感謝します。初めてでこの人誰? と思われるかもしれませんが、名前を覚えてもらえるように頑張ります」。
青野は日本大学レスリング部出身。2011年の全日本女子オープンでは準決勝で山本美憂と戦うなど数々の実績を誇り、全日本学生選手権48kg級では優勝も果たしている。対する檜山は2014年全日本修斗アマチュア修斗選手権女子フライ級で優勝。今回がDEEP JEWELS初参戦となる。
1R、パワフルなダブルレッグテイクダウンは青野。肩固めは凌ぐ檜山。袈裟固めに切り替える青野に檜山はバックをうかがうが青野は取らせず。
2R、シングルレッグでテイクダウンした青野はマウントから腕十字! 柔術への取り組みの成果を見せた。
次回のDEEP JEWELSは9月1日新宿FACE大会、10月には後楽園で再び昼夜大会でケージで開催される予定で、さらに2020年からは場所を変えてDEEP JEWELS単独でケージ大会開催の可能性がでてきている。そんな流れのなかで、青野ひかるの存在感は高まっていくだろう。