▼第8試合 DEEP JEWELSストロー級 5分2R
×長野美香(51.80kg/CORE王子豊島)
[判定0-3]※18-20×3
◯本野美樹(52.70kg/AACC)
大晦日RIZINで山本美憂に判定負けした長野美香は、3月のHEATで鈴木万李弥に完勝したAACC所属の本野美樹と対戦する。長野は4月のQUINTETでグラップリングマッチながら柔術家の杉内由紀に一本負けを喫しており、本職のMMAで踏みとどまりたい。東海大柔道部出身の本野との一戦は、ベテランと新鋭の下剋上マッチといえる。
1R、互いにサウスポー構えから、長野はジャブで距離を取り、右ストレートを差す。大内刈テイクダウンは本野。ラバーガード、フットチョークを狙う長野の下からの仕掛け潰しパウンドを打つ。
2R、ジャブ、左ストレートを突く長野に、1Rと比べ入り辛くなる本野だが、AACCでRENAからも打撃のアドバイスを受ける本野は、右の刺し合いに応じる。
さらに、得意とする足払いローキックを狙いながら、最後は柔道の足技ではなくダブルからシングルレッグテイクダウン! 長野のガードワークを防ぎ、上のままゴングを聞いた。本野はデビュー2戦目にしてRIZIN出場経験もある長野を相手に判定3-0で完勝。
本野は試合後、「プロ2戦目で長野選手との対戦が決まって毎日が充実して試合が楽しみでした。その長野選手に勝つことができて素直に嬉しいです。まだまだやることはあるので、もっともっと強くなってでっかい舞台で戦えるように頑張ります」と目標を語った。