(C)ONE Championship
【メインカード】
▼ONE世界ミドル級選手権試合 5分5R
〇ライニアー・デ・リダー(オランダ)
[3R 0分57秒 肩固め]
×キャムラン・アバゾフ(キルギス)
柔道・ブラジリアン柔術黒帯のデ・リダーは、強いグラップリングを武器にプロMMA14勝無敗。アウンラ・ンサンと2度対戦し、2020年10月のミドル級王座戦でリアネイキドチョークで一本勝ち、2021年4月のライトヘビー級王座戦で判定勝利し、2本のベルトを獲得している。
対するアバゾフは、2019年10月に前王者のゼバスチャン・カデスタムに判定勝利で戴冠。2020年11月にジェームズ・ナカシマをヒザ蹴り&アッパーで4R KOで下し、初防衛に成功。二階級同時制覇を目指し、階級上で無敗のデ・リダーにいきなり挑戦。MMA戦績23勝3敗。
1R、組むと階級差によるフレーム差が見えるデ・リダーとアバゾフ。いきなり組んで四つから小外がけでテイクダウンするデ・リダー! マット中央でアバゾフに背中を着かせるとサイドから脇を差して細かいパウンド。
足を戻そうとするアバゾフは下からヒザ蹴り。デ・リダーは頭をまたいで横三角絞めを狙う。サイドに戻ったデリダーはマウントに入るが、その際で腰を跳ね上げ片足を戻そうとするアバゾフ。
しかしマウントになるデ・リダーはパウンド、ヒジ! 背中を見せて立つアバゾフにがぶりからヒザを突くデ・リダー。アバゾフは出血。
2R、すぐに組んで小外でテイクダウンを奪うデ・リダー! マウントを奪うとヒジ打ち! ブリッジしようとするアバゾフにパウンドを落としてS字で腕十字狙い。
さらにスクランブルで上を取り合う際で再びマウントを奪われたアバゾフ。2R終了間際、ブリッジで跳ね上げたアバゾフだが、デリダーは肩固め! 一本かと思いきや終了のゴング。
3R、先に詰めるデリダーに両脇を差すアバゾフだが、四つに戻したアバゾフがテイクダウンし上に。すぐにパスしてマウントから肩固め、サイドに出て絞め上げた瞬間、心が折れたかアバゾフがタップした。
3R 0分57秒、デ・リダーが肩固めによる一本勝ち。階級上の王者として貫禄の勝利を収め、5万ドルボーナスの獲得を告げられると「『ONE X』でアンドレ・ガウヴァオンとやるよ」と語り、さらにヘビー級世界王者のアナトリー・マリキンの名前も挙げた。
Roman Kryklia 🇺🇦 finishes Murat Aygun with a ferocious first-round flurry to remain the ONE Light Heavyweight Kickboxing World Champion! 🏆#ONEFullCircle #WeAreONE #ONEChampionship pic.twitter.com/uqxkX8alaM
— ONE Championship (@ONEChampionship) February 25, 2022
Reinier de Ridder 🇳🇱 SUBMITS welterweight king Kiamrian Abbasov to retain his ONE middleweight crown 👑 Who's NEXT?!#ONEFullCircle #WeAreONE #ONEChampionship pic.twitter.com/jueMo6DGrN
— ONE Championship (@ONEChampionship) February 25, 2022