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レポート

【ONE】ミドル級世界戦デ・リダーがアバゾフに一本勝ち、キックではウクライナのクリークリャが二階級制覇宣言、ビグダシュがンサン降す、アンドラージが6連勝!

2022/02/25 21:02

▼ONEバンタム級 5分3R
〇ファブリシオ・アンドラージ(ブラジル)
[1R 1分37秒 KO] ※カウンターの左ヒザ

×ジェレミー・パカティウ(フィリピン)

“ワンダーボーイ”24歳のアンドラージは、タイガームエタイ所属で立ち技の「Kunlun Fight」や「WLF(武林風)」で活躍。キックボクシングでは28勝1敗の戦績を誇る。柔術も学び、2020年7月のONEデビュー戦では、マーク・アベラルドを2R、リアネイキドチョークで極め、2戦目でランカーの佐藤将光に判定勝ち。バンタム級4位にランクインした。

 2021年12月の前戦では、中国のリー・カイウェンに左前蹴り、左ヒザを効かせてのパウンドで1R TKO勝利。MMA5連勝中だ。対するはチーム・ラカイのパカティウ。MMA11勝4敗で、2021年7月のONEデビュー戦ではチェン・ルイに判定勝ちしている。

 タイガームエタイからノヴァウニオン所属となったアンドラージはサウスポー構え。パカティウは右を振る。アンドラージは距離を保ちながら右ジャブで詰めて、打ち返しはスウェイ、さらにテンカオ。

 左三日月蹴りを当てる。右ストレートを打つパカティウに、アンドラージはカウンターの左ヒザ! さらに右を打つが、腹を押さえたパカティウはすでに倒れていた。

 1R 1分37秒、KOでアンドラージはMMA6連勝、ONE5連勝を決めた。解説席の佐藤将光はアンドラージについて「見切りが早かった」と称賛した。

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