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2022年2月20日(日)RIZINの榊原信行CEOが、「スカパー!presents『RIZIN TRIGGER 2nd』アオらナイト」に出演。
幻となった2021年年末の「Bellator JAPAN」に、元UFC世界ライト級王者ハビブ・ヌルマゴメドフの従兄弟で、14勝無敗のウスマン・ヌルマゴメドフ(ロシア)が出場予定だったこと、将来的に、RIZINライト級王者ホベルト・サトシ・ソウザ(ボンサイ柔術)と対戦する可能性があることを明かした。
同番組で榊原CEOは、「Bellator日本大会で、ウスマンを出そうとしていた。スコット・コーカーが『ハビブがセコンドで来る。榊原、クリスマスプレゼントでどうだ』と。それはぜひやってくれ、と言って入れなかった」と語った。
そして、今後の参戦について、コロナの状況次第としながらも「全然、それは夢物語ではなく、チャンスがありますよ」と、ウスマン&ハビブの来日の可能性、RIZINライト級勢との対戦はあるとした。
大晦日、サトシはジョニー・ケースとのリヴェンジマッチが予定されていたが、来日不可能で実現せず。今後、Bellatorとの「ダブルチャンピオンを目指したい」とも語っている。
現在のBellatorライト級ランキングは下記の通り。ウスマンは5位につけている。20日に行われた「Bellator 274」では、6戦無敗の寝技師アビブ・ゴザリ(イスラエル)が、ランキング外のボビー・キング(米国)にTKOで敗れるなど、上位以外にも強豪は多い。
Bellatorと契約したトフィック・ムサエフも含め、サトシはこの中でどこまで勝ち上がれるか。そして14戦無敗でダゲスタンレスリング&ムエタイの強者ウスマンと対戦したら、どんな試合になるか、日本大会、あるいはサトシの渡米参戦も楽しみなBellatorだ。
Bellatorライト級ランキング(※2月2日付)
王者 パトリッキー・“ピットブル”・フレイレ(ブラジル)24勝10敗
1位 シドニー・アウトロー(米国)16勝4敗
2位 ブレント・プリムス(米国)11勝2敗
3位 ベンソン・ヘンダーソン(米国)29勝11敗
4位 ゴイチ・ヤマウチ(ブラジル)26勝5敗
5位 ウスマン・ヌルマゴメドフ(ロシア)14勝0敗
6位 ピーター・クウィリー(アイルランド)13勝6敗1分
7位 イスラム・マメドフ(ロシア)20勝2敗1分
8位 マイルズ・ジュリー(米国)19勝6敗
9位 アビブ・ゴザリ(イスラエル)6勝1敗
10位 アレクサンドル・シャブリー(ロシア)21勝3敗
※2.19 Bellatorでボビー・キングがアビブ・ゴザリにTKO勝ち
また、榊原CEOは、朝倉未来が提案した「RIZIN×Bellator対抗戦」についても「スコットと話してる」と語っている。Bellatorは、怒涛の大会ラッシュを発表しており、それは日本かあるいは米国に乗り込んで実現となるか?
国内で敵無しのサトシをめぐる包囲網はBellator以外にもある。既報の通り、3.26「ONE X」で秋山成勲戦の報道もあった青木真也との交渉だ。
榊原CEOは、「青木選手はいろんな契約上の問題はあるけど、純粋に日本人選手でサトシを止められるとしたら、青木しかいない。逆に寝技対決も含めて、めっちゃ見たいです」と語り、その実現について、「一生懸命交渉してますけど、まあ、そんな簡単じゃないかな。(今のところの実現の可能性は?)どうだろう、10%くらい……もうちょっとあるかな。グイグイ青木真也を口説きます」と語っている。