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【ONE】あの日から13年、「青木真也vs.秋山成勲 決定」の報に秋山「まだサインしてないぞ」=3月26日(土)「ONE X」

2022/02/04 13:02

ONE独自の階級システムにより、対戦の可能性が生まれた

 現在はともにONE Championshipを主戦場としており、階級が異なる両者だが、ONEの水抜き禁止の独自の階級システムにより、同じライト級(※77.1kg)で対戦の可能性が出てきた。

 MMA47勝9敗1NCの青木真也は、 2015年に78kg契約で桜庭和志に一本勝ち。ONEでも2021年1月に元LFAウェルター級(※水抜きあり前日計量の77.1kg)王者のジェームズ・ナカシマとONEライト級で戦い、1R、ネッククランクで一本勝ちするなど、階級上の選手から勝利を挙げている。2021年4月の前戦では、エドゥアルド・フォラヤンとの3度目対戦で1R 腕十字による一本勝ち。38歳にして4連勝をマークしてる。

 一方の秋山は46歳でMMA15勝7敗2NC。2015年11月のUFCでアルベルト・ミナにスプリット判定で敗れた後、2019年6月に3年7カ月ぶりにMMA復帰。ONEデビュー戦でアギラン・ターニに判定負けしたものの、2020年2月の前戦でシェリフ・モハメドに1R、右フックでKO勝ちしている。

 ONEは、2022年3月26日に10周年記念大会となる「ONE X」を予定しており、チャトリ・シットヨートンCEO兼会長は、さらなる日本人選手の投入を予告。RIZINでのホベルト・サトシ・ソウザ戦の交渉もあった青木だが、秋山へのアピールから13年ごしの対戦が決まれば、日本の格闘技の歴史と両者の軌跡が交錯する試合になるだろう。

 前戦ではONEウェルター級(※水抜き禁止の83.9kg)で戦っている秋山にとって、かつてのウェルター級とは異なる水抜き禁止のライト級(77.1㎏)は厳しい減量となる。

「まだサインしてない」という秋山成勲と、サインをした青木真也の試合はどうなるか。本誌の取材では、体重含め、正式決定はこれからという最終段階にあるようだ。

 3月26日の「ONE X」まで50日。DREAMカードは実現するか。

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