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【UFC】ビクター・ヘンリーがナンバーシリーズで仕切り直しのオクタゴンデビュー戦「オオギクボの試合に驚かされた。僕もやってやる!」=1.22「UFC 270」

2022/01/14 11:01
【UFC】ビクター・ヘンリーがナンバーシリーズで仕切り直しのオクタゴンデビュー戦「オオギクボの試合に驚かされた。僕もやってやる!」=1.22「UFC 270」

(C)Zuffa LLC

 2022年1月22日(日本時間23日)に米国アナハイムのホンダセンターで開催される「UFC 270: N'Gannou vs. Gane」にて、DEEPバンタム級王者ビクター・ヘンリー(米国)のUFCデビュー戦が決定した。

 ジョシュ・バーネットの愛弟子ヘンリーは2021年12月18日(日本時間19日)の「UFC Fight Night: Lewis vs. Daukaus」のプレリミナリーに出場予定だったが、前日計量をパスしたものの、試合当日に新型コロナウイルス検査で陽性となり、試合はキャンセルされていた。対戦相手は変わらず16勝2敗の強豪ハオニ・バルセロス(ブラジル)とプレリミナリーで相対する。

 前回はトレヴィン・ジョーンズの欠場により、大会2週間前の出場オファーを受けての緊急参戦だったが、今回はともに満を持しての対戦となる。


@victorhenrymma

 本誌の取材にヘンリーは、「現地入りする前も現地入りしてからも複数回の新型コロナウイルス検査で陰性で、前日計量もクリアして、“さあ試合だ”っていう試合前夜に陽性で中止の知らせを受けて、心が折れそうになったよ。 体調も良かったし、症状も無かったのでショックだった。厳しい戦いになることは覚悟していたし、素晴らしいショーを見せるつもりだったよ」と、スクランブル参戦が突如中止になったことを明かす。

 対戦相手のバルセロスは、ノーランカーの強豪として名を馳せる。

 打撃にテイクダウン、極めと全てを持つオールラウンダーで、柔術世界選手権ムンジアル紫帯で優勝後、レスリング南米選手権で2度優勝、2008年の北京五輪代表は逃したものの、2012年にMMA転向すると修斗ブラジルでプロデビュー。

 組み技がベースながら、MMA16勝のうち8勝がKOでの勝利。RFAなどを経て11勝1敗でUFC入りを果たすと、5連勝。2018年7月のUFCデビュー戦はフェザー級で参戦して勝利したが、2戦目からバンタム級に落として、勝ち星を積み上げている。

 2021年6月の前戦では、フランキー・エドガーの練習パートナーのティムール・ワリエフと対戦し、2Rに2度のダウンを奪うなど打撃の精度で上回ったものの、手数・積極性でワリエフに反撃を許し、UFC6戦目で初黒星を喫した。

 仕切り直しのオクタゴンデビュー戦に向け、ヘンリーは今回は準備を重ねてバルセロス戦に臨むことになるが、「試合までの準備期間が長いことはプラスに働くけど、その分、対戦相手も練習する時間が長くなるからね。どちらにしても厳しい戦いになることは間違いない」と警戒しながらも、「ハオニ・バルセロスはどれだけ練習してもタフな相手だけど、僕はコーチ──ジョシュ・バーネットを信頼している。彼が対戦相手を研究してくれるし、僕が見たこと、できることに応じて、ゲームプランを立てていく。僕にとってもエキサイティングな試合になるよ!」と、盟友であり師のバーネットとともに難敵に挑むとした。

 大一番を間近に控え、日本の試合がモチベーションになっているという。

「RIZINのあの大きくて美しいベルトをゲットする予定でいた。そのためのGPで、オオギクボが素晴らしい戦いで優勝したよね。まずは、オオギクボと彼と結婚される方にオメデトウと言いたいよ。オオギクボは間違いなくスキルアップした試合で僕を驚かせた。彼は落ち着いていて、レベルチェンジも素晴らしかった。あのカウンターの蹴りがテイクダウンに繋がり、試合をコントロールするのに大きな役割を果たしていたね。GPファイナルに残った4選手は誰もが勇敢だった。僕もやってやるよ」

 同大会はメインイベントで、ヘビー級正規王者フランシス・ガヌー(カメルーン)と暫定王者シリル・ガーヌ(フランス)のヘビー級王座統一戦が行われるナンバーシリーズとなる。

 ビッグマッチに臨むヘンリーは、日本のファンに向けて、「僕も日本でタフなファイターたちと戦ってきた。僕は“ただの無名ファイター”じゃない。いつでも僕にとって日本がホームだ。日本のみんなを愛してる。今度こそ、みんなと一緒にケージまで歩いてる気持ちで入場するよ。僕とともにオクタゴンで戦ってほしい」と、日本時間23日、日曜日の試合に注目してほしいと語った。

◆UFCバンタム級ランキング(※1月14日時点)

王者 アルジャメイン・スターリング(米国)20勝3敗
暫定王者 ピョートル・ヤン(ロシア)16勝2敗
2位 TJ・ディラショー(米国)17勝4敗
3位 ジョゼ・アルド(ブラジル)31勝7敗
4位 コリー・サンドハーゲン(米国)14勝4敗
5位 ロブ・フォント(米国)19勝5敗
6位 メラブ・ドヴァリシヴィリ(ジョージア)14勝4敗
7位 ドミニク・クルーズ(米国)24勝3敗
8位 マルロン・ヴェラ(エクアドル)20勝7敗1分
9位 マルロン・モラエス(ブラジル)23勝9敗1分
10位 ペドロ・ムニョス(ブラジル)19勝7敗
11位 フランキー・エドガー(米国)24勝10敗1分
12位 ショーン・オマリー(米国)15勝1敗
13位 リッキー・シモン(米国)19勝3敗
14位 ソン・ヤドン
(中国)18勝5敗1分
15位 ハファエル・アスンサオ
(ブラジル)27勝9敗

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