MMA
ニュース

【Bellator】Bellator入りが決定したトフィック・ムサエフが王座獲り宣言「新しい道、同じ目標」、サトシもダブル王者を目指すBellatorライト級戦線とは?

2022/01/12 11:01

ハビブの従兄弟14勝無敗のウスマン、愛知出身ゴイチ、ベンヘン、マメドフ、無敗全試合一本勝ちのゴザリも

 Bellatorライト級王者のパトリッキーを筆頭に、UFC日本大会で五味隆典をTKOしたマイルズ・ジュリー(米国)を2021年6月にリアネイキドチョークで降したシドニー・アウトロー(米国)が1位。2019年12月のBellator JAPANではマイケル・チャンドラーに敗れているがスクランブル参戦だった。10月に元UFC世界王者のベンソン・ヘンダーソン(米国)に判定勝ちしたブレント・プリムス(米国)が2位。

 3位にハビブ・ヌルマゴメドフの従兄弟で14勝無敗のストライカー、ウスマン・ヌルマゴメドフ(ロシア)がランクされ、4位に愛知県の安城市生まれのサブミッションアーティスト、ゴイチ・ヤマウチ(ブラジル)がつけている。

 5位以下も一度はパトリッキーをドクターストップに追い込んでいるピーター・クウィリー(アイルランド)、6位に前述のベンヘン、2021年7月に2位のプリムスにスプリット判定で勝利しているイスラム・マメドフ(ロシア)が7位と、一筋縄ではいかない面子が並んでいる。

 8位にジュリー、9位のアビブ・ゴザリ(イスラエル)は6勝無敗で驚異の全試合一本勝ち。10位のアレクサンドル・シャブリー(ロシア)はProFCから強豪揃いのACBを経て、Bellator2連勝中だ。

 ブラジル、米国、ダゲスタン勢が活躍するなか、ムサエフ、サトシにとっては王者のみならずランカー相手でも難敵揃いのBellatorライト級戦線。まずはムサエフがサークルケージでどんな活躍を見せるか、注目だ。

 なお、Bellatorの2022年シーズンは、1月29日(日本時間30日)の「Bellator 273」で開幕。U-NEXTで配信される同大会では、ヘビー級正規王者のライアン・ベイダー(米国)と、暫定王者のワレンティン・モルダフスキー(ロシア)の王座統一戦をメインに、ライト級では、6位のベンヘンと7位のマメドフが対戦。プレリミでは、サッド・アワッド(米国)と、2021年4月に元UFCのロジャー・フェルタにTKO勝ちしたクリス・ゴンザレス(米国)が対戦する。

Bellatorライト級ランキング(※2021年12月)

王者 パトリッキー・“ピットブル”・フレイレ(ブラジル)
C. Patricky Pitbull (24-10)

1位 シドニー・アウトロー(米国)
1. Sidney Outlaw (16-4) 

2位 ブレント・プリムス(米国)
2. Brent Primus (11-2)  

3位 ウスマン・ヌルマゴメドフ(ロシア)
3. Usman Nurmagomedov (14-0)

4位 ゴイチ・ヤマウチ(ブラジル)
4. Goiti Yamauchi (26-5)   

5位 ピーター・クウィリー(アイルランド)
5. Peter Queally (13-6-1)  

6位 ベンソン・ヘンダーソン(米国)
6. Benson Henderson (28-11) 

7位 イスラム・マメドフ(ロシア)
7. Islam Mamedov (20-1-1)     

8位 マイルズ・ジュリー(米国)
8. Myles Jury (19-6)

9位 アビブ・ゴザリ(イスラエル)
9. Aviv Gozali (6-0)      

10位 アレクサンドル・シャブリー(ロシア)
10. Alexander Shabily (20-3) NR  

MAGAZINE

ゴング格闘技 NO.335
2024年11月22日発売
年末年始の主役たちを特集。UFC世界王座に挑む朝倉海、パントージャ独占インタビュー、大晦日・鈴木千裕vs.クレベル、井上直樹、久保優太。武尊、KANA。「武の世界」でプロハースカ、石井慧も
ブラジリアン柔術&総合格闘技専門店 ブルテリアブラジリアン柔術&総合格闘技専門店 ブルテリア