(C)RIZIN FF「Preparation」より
2021年12月31日にさいたまスーパーアリーナで開催される『Yogibo presents RIZIN.33』にて、「RIZINバンタム級JAPAN GPファイナル」に臨む朝倉海(トライフォース赤坂)の密着ドキュメンタリー「Preparation | 朝倉海 / Kai Asakura - RIZIN.33~presented by BEYOND~」が25日、公開された。
12月中旬の公開練習で「練習量もほんとうに増やしました。基本的なパワー、スタミナ、技術、すべて向上して強くなっているので、次の試合を楽しみにしていてください。2試合戦い抜くつもりですし、たぶん身体もボロボロになると思いますけど、ほんとうにどうなってもいい、身体がどうなっても絶対に優勝しなくちゃいけない。大晦日は最高の試合を、2試合お届けします」と語っていた朝倉海。
その「すべて向上した」部分の一端をのぞくことができるドキュメンタリーでは、公開練習で明かした「ラントレ」「キック」「レスリング」の強化のほかに、朝倉の食事面、「1日、2部から3部練習している」なかの貴重なボクシングトレーニングの動画などが公開されている。
現在、朝倉は朝8時からのプロ練習後、バナナと豆乳とニトロテックのプロテインをミックスしたものを朝食として食し、ラントレなどを行った後、昼食を摂っている。
パーソナルジムの「BEYOND」から自宅に派遣される調理師が、朝倉のその時々の状況に合わせて「増量食」「減量食」などを食材から選んで持ち込み、昼食と夕食のメニューを組んで調理している。
それは前回のGP2回戦アラン“ヒロ”ヤマニハとの試合の2カ月前、7月から導入したもので、調理師が食事の用意をする間、朝倉は対戦相手の動画などを研究する時間が出来たという。
「今まで自炊をしていて、栄養バランスとか分かっていない状態でやっていたし、(自炊の)時間も取られちゃっていました。いまはBEYONDさんが栄養を管理してくれて、その都度、僕の体重が“いま何キロだから、この日までに何キロ落としたい”というのを伝えて、それに応じた食事メニューを組んでくれて、栄養バランスを考えてやってもらっているので、かなり身体のコンディションが良くなりました。それがめちゃめちゃ美味しいんですよ」
昼食に比べ、夜ご飯は糖質も減らし、量も少なくなってきた。3週間で7~8㎏ほどを減量し、最終的な水抜きは前日に3kgほどを行う。
「これまで自分で考えてやっていて、思うように体重が減っていかなかったけど、食事管理したことで、かなり落としやすくなった」という。