▼第6試合 DEEP JEWELS 58kg以下 5分2R
〇藤田翔子(リバーサルジム新宿Me,We)
[判定3-0] ※20-18×3
×ゆりな(フリー)
藤田大和と姉弟MMAファイターの藤田翔子。極真全日本女子軽量級2位の実績からアマチュアでキックルール1試合を含む5戦を経験。
2020年10月にケイト・ロータスのアマチュアデビュー戦で判定勝利し、2021年3月にプロデビュー。アミバに判定勝ちすると、6月に強豪のHIMEに判定負けで1勝1敗。
対するゆりなは、柔道出身。コンバットレスリングや柔術の大会で経験を積み、アマチュアDEEP JEWELSではMMAとグラップリングで勝利。2020年10月にAACCのミッコ・ニルバーナを相手にプロデビューも2R パウンドでTKO負け。2021年10月17日の前戦「DEEP Tokyo Impact 2021」で熊谷麻里奈を払い腰で投げてのパウンドで判定勝ちし、プロ初勝利を挙げている。
組みも進化したストライカーの藤田が打ち勝つか、投げのゆりなが抑え込んで削るか。
1R、藤田の打撃に右で差して詰めるゆりな。右手でフレームを作り顔をはがす藤田は足をかけさせず。持ち上げ内股を狙うゆりなに正対し、ボディにヒザ連打! 小外も狙うゆりな。しかし突き放した藤田。スタンドに。
右を振り右で差して押し込むゆりな。顔を右手で押す藤田はスペースを作って右ヒザ! ブレーク。下がりながらも左ジャブを狙う藤田。なおも右で差して押し込むゆりなだが、今度は早めに剥がされる。回る藤田をなおも押し込むゆりなは背中ごしにクラッチするがゴング。
2R、ゆりなの飛び込みに前蹴りを合わせる藤田。さらにジャブを狙うが組むゆりなは前方に崩し。初めて片ヒザを着いた藤田はすぐに立ち上がると再び右ヒジを顔に押し当ててフレームを作り、右ヒザ!
離れたゆりなも右フック! ジャブの刺し合いは藤田も右ローに右ストレートを合わされヒザを着く。金網まで這いすぐに立ち上がる藤田。追うゆりなを切り、右ロー!
右で差して押し込むゆりなに引き手を取らせない藤田は、左は小手に巻き、左ヒザを連打! やるべきことをやり切った藤田が判定3-0(20-18×3)で勝利。勝ち越しのプロ2勝目を挙げた。