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【RIZIN】どうなる? 参戦表明の朝倉未来=12月9日(木)大晦日第2弾カード発表会見

2021/12/08 14:12
【RIZIN】どうなる? 参戦表明の朝倉未来=12月9日(木)大晦日第2弾カード発表会見

「年末は日本盛り上げてやるよ」と参戦表明した朝倉未来(C)ゴング格闘技

 2021年12月9日(木)13時より、大晦日にさいたまスーパーアリーナで開催される『Yogibo presents RIZIN.33』の追加カード発表会見が行われることが8日、発表された。

 11月30日の第一弾カード発表会見では、「RIZINバンタム級JAPANグランプリ」の準決勝2カードおよびリザーブマッチのカードが発表されたが、今回の第二弾カードはどのような選手が登壇するか。

 スポーツ界では、新型コロナウイルスの変異株「オミクロン株」の水際対策強化の影響で、12月29日にさいたまスーパーアリーナで開催予定だった村田諒太(帝拳)vs.ゲンナジ―・ゴロフキン(カザフスタン)、大晦日に大田区総合体育館で予定されていた井岡一翔(志成)vs.ジェルウィン・アンカハス(2フィリピン)の世界戦などが延期に。

 また、大阪で9日に開幕予定だったフィギュアスケートのGPファイナルも中止になっている。同大会は今季のGPシリーズで上位に入った選手だけが出場できる大会で、北京五輪日本代表選考に影響する大会の一つだったため、「公益性」が高いとして、海外選手が特例で来日が可能になるか注目されていた。

 そんななか、大晦日さいたまスーパーアリーナでの大会に向け、榊原信行CEOは、参戦を予定していた外国人選手が約10名いること、入国制限を受けて、日本人中心のカードに切り替えるかは「もう数日は大本営の発表を待って方向性を決めたい。入国が叶わなかった場合も考えて、外国人選手たちの穴をしっかり埋めて余りあるカードに変更していくことも進めたい」としていた。

斎藤裕、朝倉未来、萩原京平ら注目のフェザー級戦線は?

 注目は、2022年に開幕が予定されているフェザー級GPの主役となる選手たちの状況だ。

 前フェザー級王者の斎藤裕(パラエストラ小岩)は、10月24日の横浜大会でDEEP王者の牛久絢太郎の跳びヒザ蹴りで右瞼をカット。ドクターストップによるTKO負けでベルトを手放しており、11月中旬の本誌の取材には「まずは縫合が開かないように身体を動かして、早く格闘技の練習をできる環境に持っていきたい」と語っていた。

 その後、12月7日には「自分のためだけを考えてやることなんて、たかが知れてるのかも。色々なことを乗り越えて人のため、自分以外のためにやれるようになってこそでしょう」と、決意を示すツイートをしている。

 一方、その斎藤に2020年11月に惜敗している朝倉未来(トライフォース赤坂)は、昨年大晦日に弥益ドミネーター聡志を1R KO。2021年は6月にクレベル・コイケに三角絞めで一本負け後、10月2日に「RIZIN LANDMARK vol.1」で萩原京平に判定勝ちで復活を遂げている。しかし、11月20日の「朝倉未来にストリートファイトで勝ったら1000万円」で左膝の半月板を負傷した。

 大晦日出場が危ぶまれていた朝倉未来だが、6日、instagramのストーリーズで「命を削ろう、俺は格闘家だからな 格闘技に痛めつけられ、でも生かされている 格闘技が、好きだ 年末は日本盛り上げてやるよ 色々任せとけ」と出陣を宣言している。

 そのほか、RIZIN&DEEP王者の牛久絢太郎(K-Clann)は、12月12日にDEEPで王座防衛戦を控えており、その結果待ち。榊原CEOが交渉を再開したことを明かしたクレベル・コイケ(ボンサイ柔術)、さらに、11月28日のRIZIN初のケージ大会「RIZIN TRIGGER 1st」で昇侍を2R サッカーキックでTKOに下し、大晦日出場をアピールしていた萩原京平(SMOKERGYM)らの動向も気になるところだ。

海外強豪を挑戦者に見据えていた王座戦、那須川天心はどうなる?

 また、海外強豪を相手にタイトルマッチが予定されていたライト級王者ホベルト・サトシ・ソウザ(ボンサイ柔術)、女子スーパーアトム級王者の浜崎朱加(AACC)の対戦相手は、どうなるか。日本人強豪たちも名乗りを挙げている。

 そして、さいたまスーパーアリーナで「RIZINラストマッチ」を行う予定も、対戦相手がまだ発表されていない那須川天心(TARGET/Cygames)については、進展があるか。対戦の機運が高まっている武尊(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST)との試合について、榊原CEOは11月30日の会見の時点でもギブアップ宣言をせず「引き続きノーコメント」とあえて表明している。

 武尊は7日のinstagramのストーリーで、「最近よく殺されかける夢見るけど良い夢みたい」と、悪夢が「現状を打破して再スタートを切ることが出来ることを意味する吉夢」ととらえ、「そろそろ良いことありそう」と今後を示唆している。

 一方の那須川は、キックボクシングのラストマッチを、2022年4月2日(土)のRISEで行うことが決定しており、その後はボクシング転向が決まっているため、リミットまでの時間は限られている。

「オミクロン株」の影響はRIZINも避けられないなか、大晦日を迎えることになる。12月29日のボクシング興行は延期となった。榊原CEOは、12月29日から31日のさいたまスーパーアリーナを「我々が借りています」とも語っているが……。

 12月9日(木)13時からの会見の模様はRIZIN公式YouTubeでライブ配信される予定だ。

【既報カード】

▼RIZINバンタム級(61.0kg)JAPANグランプリ準決勝(1)5分3R
朝倉 海(トライフォース赤坂)
瀧澤謙太(フリー)

▼RIZINバンタム級(61.0kg)JAPANグランプリ準決勝(2)5分3R
扇久保博正(パラエストラ松戸)
井上直樹(セラ・ロンゴ・ファイトチーム)

▼RIZINバンタム級(61.0kg)JAPANグランプリ リザーブマッチ 5分3R
金太郎(パンクラス大阪稲垣組)
元谷友貴(フリー)

【出場予定選手】
ホベルト・サトシ・ソウザ(ボンサイ柔術)

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