▼第5試合 WMCインターコンチネンタルミドル級(72.57kg)王者決定戦 3分5R
×クリスチャン・ジョセフ(尚武会)
KO 5R 2分19秒 ※左ボディブロー
〇MIKE JOE(BATTLE FIELD・TEAM J.S.A)
※JOEが新王座に就く。
ジョセフはアメリカ人で、現在日本の米軍基地に勤務。アメリカ、韓国で試合経験があるという。2020年12月のBOMに初参戦すると、柿沼を4RでTKOに破り、IMCインターコンチネンタル・ミドル級王座に就いた。
JOEはアマチュアボクシングからキックボクシングに転向し、MMAにも挑戦した184cmの長身選手。2020年8月のKrushに初参戦すると、藤村大輔を相手に独特な柔らかい動きでパンチをかわし、右のストレート&フックをヒットさせての判定勝ち。12月の『スーパービッグバン』では神保克哉に判定で敗れたが、今年3月のK-1では木村“フィリップ”ミノルの代替選手として出場したEITOを2Rに右フックでKOするも、9月のBOMでは松島勲也に延長戦の末に判定負け。第4代Bigbangスーパー・ウェルター級王者であり、2階級制覇を目指す。
1R、いきなり右フックを叩きつけてくるジョセフに、JOEはフェイントを多用して前蹴り、ロー、ジャブを打っていく。足払いでコカす、首相撲でしっかり組むなどJOEはムエタイをしっかり見せる。
2R、JOEはジャブ、前蹴り、右ストレートをしっかり当てつつ、相手の蹴り足をキャッチしての攻撃やミドルキックをしっかりスネでカットするなど上手いムエタイを見せる。
3R、ジョセフは左ミドルを蹴り、右フックを叩きつけるが、パンチのテクニックはJOEの方が上。いきなり繰り出されるパンチをもらう。JOEは組むとヒジも繰り出す。
4Rは首相撲の展開。しっかり組むJOEがヒジ、ヒザ。離れるとボディ、顔面へのパンチ。JOEのヒジでジョセフは流血。ドクターチェック後、ジョセフは笑いながら組みに行ってヒジ、パンチの打ち合いを挑むがJOEの右ヒジが強烈にヒット。その後も首相撲とヒジの戦いに。
5R、JOEは蹴り足をキャッチしての攻撃、足払いなどを駆使し、ジョセフは何やら話しかけて打ち合いを要求。JOEもこれに応えて両者足を止めてパンチとヒジを打ち合う。JOEの右がクリーンヒットし、そこからJOEが一方的に右ストレート、左ボディを当ててジョセフを後退させていく。最後は左ボディの連打、右フックをフォローするとジョセフがしゃがみ込むように倒れ、レフェリーがここでストップした。