(C)サステイン
2021年11月6日(土)に東京新木場・USEN STUDIO COASTで開催される『VTJ 2021』の追加カードが発表された。
LDHとABEMAがタッグを組んだ『LDH FIGHTER BATTLE AUDITION』の模様が放送された格闘オーディション番組『格闘DREAMERS』で中村倫也とともに勝ち上がった“ボクシング高校6冠”の宇佐美正パトリック(EXFIGHT/LDH martIal arts)が参戦。
2020年第48回全日本空手道選手権大会(全日本空手道連盟)男子組手個人戦で5位、現在はBRAVEに所属する野村駿太と対戦する。
▼70.3kg契約 5分2R
宇佐美 正 パトリック(EXFIGHT・LDH martial arts)
野村駿太(BRAVE)
宇佐美は、2021年9月の修斗でプロデビュー。新人王のヨシ・イノウエを相手に、MMAでは珍しい左ボディ一発で1R 4分14秒、KO勝ちを決めている。ボクシングだけでなく組み強さも披露し、戦慄のデビュー戦を飾った。
対する野村駿太は、レスリングオリンピアンである宮田和幸率いるBRAVEの中で、伝統派空手をベースにする変わり種。
2021年9月5日のGRACHANでのプロデビュー戦では、DEEPフューチャーキングトーナメント2020ウェルター級準優勝の前田啓伍を相手に、独特の間合いから相手の隙間を縫う右の縦拳とそこから左右の連打を叩き込んで勝利。伝統派空手独特の突きをMMA用にアレンジしてニュースタイルを作りつつあるGRACHANのホープだ。
ボクシングと伝統派空手。同じ打撃でもベースの違うパトリックと野村が魂と魂をぶつけ合う。5年振りに開催されるVTJ2021は、第1試合からMMAニュージェネレーションマッチで幕を開ける。