寝技も打撃の攻防も含めて、ケージ際は好き(平本)
9月の堀江圭功戦の判定負けからの再起を目指す、元UFCの佐々木憂流迦(セラロンゴファイトチーム)は、「ケージは熱い」と一言。
また、2020年の大晦日に萩原京平に2R TKO負けし、現在、米国ミルウォーキーのルーファスポーツでMMA修行中の平本蓮(THE PANDEMONIUM)は、「RIZINでケージめっちゃいいね」「朝からなんかすげぇテンション上がった! ありがとうRIZIN」とツイートしている。
ルーファスポーツには、元UFC世界ウェルター級王者タイロン・ウッドリーや、元UFC世界ライト級王者アンソニー・ペティス、現Bellator世界バンタム級王者セルジオ・ペティスのペティス兄弟などが在籍するが、そのなかでの練習で平本は、「結構、ケージ際が好き」と、MMAの攻防で戦いやすいという。
15日のインスタライブで平本は、「ケージ結構、すごい楽しみで。こっちでの練習も何もかもリングでやることはあまり無いんで、リングの練習もRIZINでやる以上、いくらなんでもロープ意識しないでやるのは難しいから、ロープ際も慣れないとと思ってたんですけど、ケージだと全然変わる。立ちやすいのはあるんで、いいですねケージは。僕、結構、ケージ際、好きなんですよね。寝技の攻防も打撃も含めて」と、ストライカーとして金網際での組みへの対応、さらにヒジ・ヒザも含めた組み際での打撃にも磨きがかかっていることを報告している。
「1週間ずつ、どんどんいい練習が出来ている。強くなった実感は同じメンバーを相手に成長しているかもと感じるけど、そこに期待せずに極限まで持っていこうと思っているので、なるべく自分をこっちにいる間にいじめたいと思います。最近、ドMだと気づきました。キツいことが自分のためだと思えたら、すごく気持ちいいなという。自分は変態なのかもしれないですね」という平本は、年末の再起戦に向けて、自身を“いじめ抜いて”1年ぶりの試合に臨むつもりだ。
また、2020年9月のRIZINで矢地祐介(フリー)にスプリット判定で勝利している大原樹理(KIBAマーシャルアーツクラブ)も、「神戸か沖縄で大原樹理、どうですか? 頑張りますよ? てか俺出る資格ありませんか?」とツイート。さらにSNSで、「“ブランニュー”ヤッチ君、再戦しようや。俺、勝ってるからね。次はヒジ解禁でしょ、もうRIZIN。花山薫みたいにしてやる」と、川名TENCHO雄生、武田光司相手に連勝中の矢地に対し、今度はヒジ打ちありルールでの再戦をアピールしている。
今後、RIZINの3つのシリーズはどう展開していくか。それぞれのテーマを掲げながらも、絡み合いながら、シーズンピークの年末へと進んでいく。