▼第6試合 ライト級(-63kg)3分3R延長1R
●北井智大(チームドラゴン/同級2位)
判定0-3 ※28-30、27-30、27-30
〇原口健飛(Kick Lab/聖武会館/Road to RIZIN KICK Tournament優勝、スーパーフェザー級10位)
WORLD SERIESでスペインのミゲール・マルティネスを秒殺した原口健飛も参戦が決定している大阪大会の前に登場。ライト級のタイトルを狙い、チームドラゴンの北井智大と対戦する。北井は2月3日後楽園大会で山口裕人をKOし勢いに乗っている。
1R、原口がハイキックを当てるが北井はものともせず前へ出る。すると原口は鋭い右ミドル。北井はパンチの間合いに持ち込もうと突進するが、原口はかわす。離れるとすぐに左右ミドルで快音を響かせる原口。
2Rも自分の距離をとり、、接近してくる北井を左フックや蹴りで迎え撃つ原口。構えを頻繁にスイッチし、北井が入ってくるところに三日月蹴りと前蹴りで突き放す。北井得意の打ち合いに全く付き合う気がない原口は当てては離れるを繰り返し、回り込み、入られるとクリンチ。完全に原口が距離を支配している。
3R、原口はダッキングから振り抜く独特の左フック、北井が前に出てくると足払いでコカし、前に出てくる北井にパンチや顔面前蹴りを当てていく。原口はさらに左三日月蹴りから左ハイ、北井が入ってくるところに左右フック。距離を支配した原口のワンサイドとなり、光を消す戦いで上位ランカーの北井を降した。
▼第5試合 ウェルター級(-67.5kg)3分3R延長1R
●渡部太基(TEAM TEPPEN/同級2位)
判定0-3 ※29-30、29-30、28-30
〇中島将志(新潟誠道館/ミドル級5位)
1R、サウスポーの渡部はローで先制して前蹴りをボディに突き刺していくが、ガードが甘く中島の右ハイ、右ストレートをもらう。その後も中島のワンツーでグラつく場面も。
2Rは渡部が最初から飛ばしていく。パンチ、前蹴り、ロー、左ハイで攻めの姿勢。しかし、またもガードが低いところに右ストレートをもらってしまう。渡部が左ミドル・ハイからの左ストレートで攻めれば、中島は右ストレートを当てに行く。
3R、必死の形相でパンチを出しながら前へ出る渡部。中島のパンチを喰らっても前へ出ていく。中島もパンチとヒザ蹴りで対抗し、右を当てに行く。最後は中島が右ストレートからの右ヒザ蹴りをヒット。中島が判定3-0で渡部を破った。
▼第4試合 スーパーフェザー級(-60kg)3分3R延長1R
〇一 馬(MONSTAR GYM/同級5位)
KO 1R1分2秒 ※右フック
●竹内皇貴(チームドラゴン/同級8位)
▼第3試合 バンタム級(-55kg)3分3R延長1R
〇佐藤九里虎(PHOENIX/同級12位)
判定3-0 ※29-28×3
●池田進人(トイカツ道場/2016年RISING ROOKIES CUP 準優勝)
▼第2試合 -58.5kg契約 3分3R
●YUU(リアルディール/2017年RISIN ROOKIES CUPフェザー級優勝)※加藤雄よりリングネーム変更
判定0-3 ※28-30、28-30、27-30
〇YA-MAN(TARGET SHIBUYA/2018年RISING ROOKIES CUPフェザー級準優勝)
▼第1試合 フェザー級(-57.5kg)3分3R延長1R
〇森本“狂犬”義久(BRING IT ONパラエストラAKK/同級2位)
延長R 判定2-1 ※10-9、9-10、10-9
●篠塚辰樹(TEAM TEPPEN/同級5位)
因縁の一戦が第1試合で実現。両者はこれまでいがみ合い、挑発、乱闘騒ぎなどを繰り返してきた。
1R、篠塚はローを蹴って誘い、森本がローを蹴ってくるとカウンターの右ストレート。ハンドスピードが速い篠塚が連打でフック、アッパーを入れ、カウンターも奪う。ノーガードの篠塚に森本の右ストレートも入る。森本の右ローに篠塚から余裕の表情が消えてきた。第1試合から大いに盛り上がる満員の場内。
2R、森本の右ミドル、右ハイに右ストレートを繰り出す篠塚。森本の右ローで篠塚の身体が浮き始める。両者の攻撃がヒットするたびに場内から歓声。篠塚は待ちの体勢になってカウンターを奪っていき、森本は右ローを蹴ってパンチにつなぐ。
3R、パンチの打ち合いを挑んだ森本だが、的確さでは篠塚が上回る。右が何度もクリーンヒット。しかし、森本は全く下がらず前へ出て攻撃を続ける。森本の右ロー連打に篠塚が棒立ちとなり、場内のボルテージは最高潮。森本は下段後ろ回し蹴り、下段踵蹴りも繰り出す。篠塚も右を当てに行く。森本は右ハイを放つが、篠塚は足を肩で受け止めたまま前に出る。
本戦の判定はジャッジ1名が篠塚を支持したがドロー。大歓声の中、延長戦へ。森本はさっそく右ローを蹴っていき、篠塚はカウンターの右を当てに行く。森本の左インローに篠塚は飛びヒザ蹴りを返す。篠塚は左ボディのクリーンヒットから顔面へつなげる。
篠塚が的確なヒットを奪い優勢なまま時間が過ぎていったが、森本が下段後ろ回し蹴りからのヒザ蹴りをボディへ突き刺すと、森本が身体を丸める。一気にボディを攻めていく森本に篠塚は防戦一方に。判定は2-1と割れ、森本が勝利。コーナーに上って勝利をアピールする森本に対し、篠塚はその場でうずくまって無念さを露わにした。
森本はマイクを持つと「令和一発目のRISEということで第1試合からこんなに来てくれてめっちゃ嬉しいです。今日な生意気な奴ぶっ飛ばしたし、何度でもぶっ飛ばしてやるから何度でも来いよ。この後に出る工藤は3連敗中で微妙だから、次あたりでどうですかね?」と、フェザー級王者・工藤への挑戦をアピールした。
▼OPF スーパーフェザー級(-60kg)3分3R
×Delgermuru拳信王[デリゲルムルン・ケンシンハン](FLAT-UP)
KO 2R47秒 ※右フック
〇成尾拓輝(究道会館/JAPAN CUP 2018 -63kg優勝・大会MVP)