▼第5試合 スック・ワンキントーン・ライト級王座決定戦 3分5R
×ロムイーサン・REON(タイ/REON Fighting Sports Gym/元ラジャダム認定ミニフライ級2位、元BBTVミニフライ級1位)
TKO 4R 2分11秒 ※右ヒジによるカット
○リク・シッソー(トースームエタイジム/元WMC日本スーパーフェザー級王者)
※リクが新王座に就く。
ロムイーサンは元ラジャダムナンスタジアム認定ミニフライ級2位の肩書を持ち、現在は健太率いるREONジムのトレーナーも務める28歳。戦績は46勝19敗2分。対するリクは2018年9月に高校3年生でWMC日本スーパーフェザー級王座に就いたが、2020年12月の初防衛戦で敗れて王座を失った。まだ20歳で戦績は12勝5敗。
1R、さっそくロープ伝いに動くロムイーサンにリクは右の蹴り。見合いが続く中、残り30秒でロムイーサンがいきなり右フックを連打して前へ出ると、首相撲でコカす。
2Rは左も蹴っていくリクだが、ロムイーサンは1Rとは別人のようにどんどん前へ出ていき右フックを狙い撃ち。さらに組み付くとリクを組み伏せてマットに叩きつける。ヒジ&ヒザも繰り出すロムイーサン。
3Rは右ミドルを多用するロムイーサン。リクはそのミドルに軸足蹴りを返し、組むとヒジ&ヒザ。再びロープを背負うロムイーサンは右ミドル、ハイでリクを近付けさせない。
4R、ロムイーサンは右ミドルを蹴り、蹴り返してくるリクの蹴り足をキャッチしてはコカす。さらに右フック、組むとヒザ蹴りを連打とリクを圧倒していく。どんどん前へ出て攻めるロムイーサンだったが、右の縦ヒジで前へ出てきたロムイーサンにリクが右ヒジ一閃! この一発でロムイーサンは左目上をカットし、流血する。ドクターチェックでストップがかかり、リクが鮮やかなヒジによるムエタイらしい逆転TKO勝ちで王座に就いた。