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レポート

【スックワンキントーン】福田海斗が3連勝、鈴木真治はチャーチャイに及ばず、MASAが二冠王に、リクが逆転TKO勝ち、滝口幸成がモトヤスックに衝撃KO勝ち

2021/10/10 22:10

▼第6試合 スック・ワンキントーン&WPMFインターナショナル・スーパーフライ級タイトルマッチ 3分5R
○MASA BRAVELY(BRAVELY GYM/スック・ワンキントーン同級王者、WMC日本同級王者)
判定2-1 ※49-48、47-49、49-48
×蓮沼拓矢(ノーナクシン東京)
※MASAがスック・ワンキントーン王座を初防衛、WPMFインター王座に就く。


 MASAは15勝7敗でスック・ワンキントーン認定スーパーフライ級王座とWMC日本同級王座を保持する二冠王。蓮沼は9勝8敗でREBELS、スック・ワンキントーンでスーパーフライ級タイトルマッチを経験したが、いずれも手が届かなかった。今回はスック・ワンキントーン王座とWPMFインターナショナル王座が懸けられたダブルタイトルマッチで一挙二冠王を狙う。両者とも30歳の対決。


 1Rは互いにローと高めのミドルを蹴り合っての様子見。蓮沼は時折右のロングフックを繰り出す。サウスポーのMASAは左ミドルを多用。


 2R、蓮沼は蹴りを上下に蹴り分ける。MASAの左ローがローブローとなって試合は一時中断。再開後、蓮沼はミドルをキャッチしてMASAをコカす。


 3R、蓮沼は左ミドルを蹴られるとすぐに右フックを返す。自分からは右ローを蹴る。蓮沼の右フックにすぐ右を打ち返すMASAは組んでのヒザを多く蹴る。


 4R、蓮沼が右ロー、右ミドル、右フックと攻め、セコンドの指示通り右縦ヒジを繰り出すとこれがクリーンヒット。これでMASAもスイッチが入ったか、左ミドルとヒジでアグレッシブに攻め、両者パンチとヒジで打ち合う。


 5R、ミドル、ロー、ヒジ、ヒザ、左右フックと持てる技を尽くして戦う両者。その中でも蓮沼の右フックがMASAの顔面を捉え、MASAの左ストレートと左ミドルもヒット。最後まで両者パンチとキックを駆使して打ち合い、やや技の的確さがMASAが上回ったか。


 判定は2-1と割れ、MASAが勝利。蓮沼はその場で崩れ落ちた。MASAがスック・ワンキントーン王座の初防衛に成功し、WPMFインターナショナル王座も手にして三冠王に輝いた。

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