▼UFC世界女子フライ級選手権試合 5分5R
〇ヴァレンティーナ・シェフチェンコ(キルギス)22勝3敗(UFC11勝2敗)
[4R 4分00秒 TKO] ※右フック→パウンド
ローレン・マーフィー(米国)15勝5敗(UFC7勝5敗)
女子フライ級タイトルマッチ・5分5R。王者のシェフチェンコに、3位のマーフィーが挑戦。
Ready for battle 👊
— UFC (@ufc) September 26, 2021
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1R、サウスポー構えから左で跳び込むシェフチェンコ。オーソドックス構えのマーフィーは遠距離。シェフチェンコの左ミドルを受けながら掴むマーフィーだが、左足を抜くシェフチェンコ。
シェフチェンコの左ストレートにバックステップするマーフィーだが被弾する。ワンツーでマーフィーの前手を落として左ストレート、右ローまで繋ぐシェフチェンコ。いきなりの右も当てる。
ジャブを受け左目周辺から出血するマーフィー。前に出て来たマーフィーにシェフチェンコはボディロックから小外がけでテイクダウンを奪いブザー。
2R、対サウスポーで「左に回れ」と指示を受けるマーフィー。シングルレッグに入るマーフィー。差し上げるシェフチェンコは右で小手に巻き、足を抜く。左インローはシェフチェンコ。さらに左ミドル、後ろ廻し蹴り。そしてボディロックから腰に乗せてテイクダウン! 左で差してハーフからパウンド狙うシェフチェンコ。右で差し返すマーフィーだがヒジを受ける。
3R、前手の左フックから前に出るマーフィー。かわすシェフチェンコはワンツー、左後ろ廻し蹴り。ここはかわしたマーフィーが前に出ると左ストレートを狙う。ワンツーから右ローを当てるシェフチェンコ。高い右前蹴りが顔面をかすめる。さらに左の奥足ロー、インロー! 左の蹴りを腹に効かせるシェフチェンコ。ワンツー&ローに前足が流れるようになる。
左ミドルのダブルを受けたマーフィーは右のスーパーマンパンチで飛び込むが、それをキャッチしたシェフチェンコがボディロックしたところでブザー。
#UFC266's Valentina Shevchenko (@BulletValentina) has earned her seventh UFC title fight victory, second most in women's UFC history (Amanda Nunes has 9)
— UFC News (@UFCNews) September 26, 2021
4R、シェフチェンコの左の蹴りで中に入れないマーフィー。さらにシェフチェンコは右の前蹴りを顔面に突く。
シェフチェンコの右フックを受け、足が泳いだマーフィー。そこに左ハイを顔面に当て、左右の怒涛のラッシュはシェフチェンコ! 背中を向けて下がるマーフィー。詰めるシェフチェンコはさらに左フック! ボディロックからテイクダウン&パウンド! マーフィーはハーフガードにするが、左右のパウンド、ヒジを受け続け、レフェリーがようやく間に入った。
6度目の王座防衛に成功したシェフチェンコは、オクタゴンの中で勝利の4回転の舞い。ダニエル・コーミエーのインタビューに、「最高です。私にとっては格闘技がすべて。格闘技をしていて何も間違いはありませんでした。フィニッシュができそうだと、フィーリングで分かります。次? 誰でも戦います。正直、どんな相手でも構いません。どの階級でも、誰に対しても、私はここにいて準備はできています。今日、来てくれたファンの皆さん、ほんとうに嬉しいです。一緒になれたことが嬉しいです」とコメント。
続けて母国のファンへ、さらにタイ語でタイガームエタイへ感謝の言葉を語った。