過去、小川徹vs.上田将竜は上田が2勝しているが…(C)ゴング格闘技
2021年10月17日(日)新木場USEN STUDIO COASTで開催される「PANCRASE 324」の追加カードが発表された。
▼フライ級暫定キング・オブ・パンクラス・チャンピオンシップ 5分5R
小川 徹(TRIBE TOKYO M.M.A)暫定王者/2015年NBTスーパーフライ級優勝
上田将竜(G-face TEAM緒方道場)#2位
元フライ級暫定王者・翔兵が怪我を理由にベルト返上を申し出たことにより、小川徹(TRIBE TOKYO M.M.A)vs. 秋葉太樹(フリー)、上田将竜(G-face TEAM緒方道場)vs.猿飛流(リバーサルジム川口REDIPS)の4選手が暫定王座を争っていたトーナメント。
5月30日の大会では、Aブロックで小川が秋葉に判定3-0勝利、Bブロックで猿飛流が上田将竜をスプリット判定で破り、小川と猿飛流が決勝進出を決めていた。
しかし、猿飛流が試合中に関節を傷め、決勝に出場出来ず。Aブロック勝者の小川が「不戦勝」により暫定王者に就いた。そして、その小川に2戦2勝している上田が10月大会で、小川に挑戦することが決定した。
フライ暫定王者として初防衛戦に臨む小川は、「2回負けている上田戦。“たられば”になるけど、あの時勝っていたら今はまた違う景色が見えていたんだと思う。自分の実力で負けたから相手がどうこうではないが、自分の人生において邪魔されたのには違いない。3度目の正直。必ず仕留めます」とSNSでコメント。
猿飛流に惜敗も暫定王座挑戦権を得た上田は、「本当人生何があるかわからんな。一度は5月に死んだ身なので失うものは何もありません。巡ってきたこのチャンス掴み取る。パンクラスで闘ってきた約10年間の想いを込めて3度目もぶっ倒します!!」と、3タテで王座奪取を狙う。
小川vs.上田の初戦は、2017年8月に上田がスプリット判定で勝利。2戦目は2018年12月に上田が歴史に残る右ハイキックで2R KO勝利と連勝している。上田は2019年7月の将兵戦に次ぐ、2度目のタイトル戦、是が非でもベルトを巻きたい。ベルトを手にした小川は「3度目の正直」で上田を降すか。それとも上田が「2度ある事は3度ある」を見せるか。
なお、決勝進出しながら、欠場となった猿飛流は、「前回の試合中に偽関節になっている古傷を痛めてしまい、決勝戦の規定の時期に試合ができない為、辞退という形を取らせて頂きました。パンクラスさん、対戦予定でした小川選手、トーナメント出場選手である上田選手・秋葉選手、決勝を楽しみにして下さっていた皆さんに深くお詫び申し上げます」とのコメントを発表している。