▼ストロー級 5分3R
〇アレックス・シウバ(ブラジル)
[判定3-0]
×ミアオ・リータオ(中国)
ストロー級5位のアレックス・シウバは、13歳からブラジリアン柔術を始め、2008年に世界選手権を制した後、MMAに転向。2012年2月にONEデビューを果たし、一時は6連勝をマークした。
Miao Li Tao escapes a GNARLY armbar attempt from Alex Silva! 😬 #ONEBattleground2 #WeAreONE #ONEChampionship pic.twitter.com/wA4d6lDLwg
— ONE Championship (@ONEChampionship) August 13, 2021
2018年に内藤のび太にリヴェンジを許すと、猿田洋祐にも判定負けで3連敗。2019年にステファー・ラハディアン、ペン・シューウェンに腕十字による一本勝ちで再起を果たすが、2020年1月にジョシュア・パシオ、2021年3月に箕輪ひろばにいずれもスプリット判定で敗れ、現在2連敗中だ。
対するリータオは、2017年のONEデビュー戦勝利後、2019年5月にデーダムロン、8月にポンシリ・ミトサティトを下し3連勝。2019年11月にジェレミー・ミアドに1R TKO負け、さらに2020年10月に澤田龍人にも判定負けと連敗を喫するが、2021年4月に澤田に判定勝利でリヴェンジを果たしている。ミアオがシウバを倒し、Evolve MMA勢相手に3勝目となればランキング入りも見えてくる。
1R、一気に中央に出たシウバ。ワンツーからシングルレッグも切るリータオはパウンド。離れるシウバは組んで引き込み! 自ら下になり右腕をオーバーフックしクローズドガードに。
リータオの左腕をサワダバー気味にアームバーにとらえるシウバ! 腕を抜こうとするリータオにオモプラッタ狙いも腕を抜くリータオ。サウスポー構えからワンツーで前に出てダブルレッグテイクダウンはシウバ!
ハーフからパスし、マウントから脇を開けさせ肩固めを狙うシウバ。左腕は枕に巻き、コントロールする。上体を起こすリータオを剥がして腕十字狙いも、起き上がるリータオはすぐにシウバを追って左ストレート、ヒザを突くもゴング。
2R、前に出るリータオに右ロー、左ミドルはシウバ。しかしダブルレッグは切るリータオ。オーソドックス構えから左右を突きダブルレッグ! 切ろうとするリータオになおもシングルレッグテイクダウンはシウバ! 上体は金網に立てるリータオは首をとられながらも立ち上がりに成功。
しかし、ここはシウバも力を使いダブルレッグテイクダウン! すぐにマウントを奪い、背中を着かせると左で枕に巻き、右ヒジ、パウンドを落とす。上体を起こしてきたリータオのバックを奪うシウバは、すぐに4の字ロックへ、そのまま腕十字を狙うが、すぐに足をかけさせず上を取るリータオ。そこにシウバは三角狙いから引き込む。
3R、左右を強振するリータオ。シングルレッグはシウバ。ここは切るリータオ。ワンツーで前に出るリータオにシウバは右アッパー! 腰を落としてテイクダウン狙いのリータオにボディロックテイクダウンはシウバ! その立ち際にすぐにバックを奪い、4の字にボディトライアングルで足を組む。
リータオの右腕も巻き込んで足を組むシウバ。背後からパウンド。その際で右腕を抜いたリータオは正対。そこに三角を狙うシウバに、足はかけせさせないリータオは上に。右で脇差し、ハーフからパスを狙うが、下のシウバは左でオーバーフックし、右のパワーハンドをコントロール。リータオは左を細かくパウンド。シウバはクローズドガードで防御し、ゴング。
判定は3-0でシウバが勝利。ランキング上位に残る白星を掴んだ。