MMA
インタビュー

【Bellator】敗者にして王者は何を語ったか。パトリシオ“ピットブル”『息子よ、今日は最悪の日だけど、それは人生の一部なんだ』

2021/08/03 11:08

アイルトン・セナの言葉を借りれば、「私たちは取るに足らない存在だ。どんなに人生を計画しても──」

 その後、パトリシオは自身のSNSを更新。以下のようにファンにメッセージを送った。

「私は負けるようにプログラムされていませんでした。負けた時には、これまでのキャリアを通じて、ミスの可能性をすべて修正し回避しようと、何度も調整を繰り返してきました。

 成熟して経験を積むことで、アイルトン・セナの言葉を借りれば、『我々は取るに足らない存在だ。どんなに人生を計画しても、すべてが変わり得る可能性がある』。

 とはいえ、人として向上する機会を与えてくれた神に感謝しています。私のチーム@pitbullbrothers の献身的な努力にも感謝します。皆さん、愛情のこもった言葉や励ましの言葉をありがとうございました。良い時も悪い時も、私を支えてくれる家族に感謝しています、愛しています。私はまた戻って来ます」。

 また、兄のパトリッキー・フレイレは、弟の敗戦に「誰もが持つことのできる最高の兄弟であり、彼の階級では史上最も偉大な存在だ。パトリシオが残した功績は誰にも消すことができない。すべてのMMAファイターは、彼のようになることを夢見ている」と勇気づけ、「残念ながら毎晩が喜びの日ではないけど、私はパトリシオのことをとても誇りに思っている。ファイターとしても人間としても素晴らしい例だ。彼はもっと強くなって戻ってくると確信できる」と、再起を信じているとエールを送っている。

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