(C)ゴング格闘技/サステイン
2021年7月25日(日)後楽園ホールで開催されるプロ修斗公式戦のメインイベント(第8試合)にて、「世界フェザー級チャンピオン決定戦」(5分5R)として、“未完の大器”工藤諒司(同級7位/TRIBE TOKYO MMA)が、環太平洋王者のSASUKE(同級1位・マスタージャパン東京)と対戦する。
前王者で現RIZINフェザー級王者・斎藤裕が、2021年3月末付けでベルトを返上したたため、空位となっていた王座を両者が争う。
工藤は、MMA10勝1敗1分。2020年12月の前戦では、2年前に判定負けした唯一の黒星の相手・山本健斗デリカットにも左右ラッシュで1R4分28でTKO勝ち。7連勝をマークしている。
対するSASUKEは、MMA8勝1敗1分。工藤と同じく2016年12月に山本に判定負けしたが、2019年11月に判定勝ちでリベンジ。2021年1月の前戦では、内藤太尊を2R リアネイキドチョークで極めるなど、6連勝中だ。
世界ランク1位のSASUKEに、工藤はいかに戦うか。強い組みを軸とする両者だが、工藤は「僕はレスリング、SASUKE選手は柔道がベースになっているので、似ているようでも違う。特に組際の強さは自分が勝っていると思います。もつれた展開になると僕が上回れる。でもこの勝負は先に隙を見せた方が負けると思っています」と、自身の優位性と勝負のポイントを語っている。
「声には出しませんでしたが、あるんですよ、修斗愛が。声に出す気持ちもあると思いますが、表に出さずに秘めてる気持ちを感じてもらう愛の形もいいじゃないですか。その気持ちは彼より強いと思います」──ケージの中心で修斗愛を最後に叫ぶのはSASUKEか、工藤か。