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【K-1】京太郎再デビュー戦の相手を務めた実方宏介がスーパー・ヘビー級で再起戦「絶対に判定決着はない」

2021/07/03 22:07
 2021年7月17日(土)福岡国際センター『ECO信頼サービス株式会社PRESENTS K-1 WORLD GP 2021 JAPAN~ライト級タイトルマッチ』にて、スーパーファイトのK-1スーパー・ヘビー級3分3R延長1Rで初代九州プロキックボクシングヘビー級王者&初代激突同級王者・丸山公豊(宮田ジム)と対戦する第2代Bigbangヘビー級王者・実方宏介(真樹ジムAICHI)が公開練習を行った。  実方はBigbangを主戦場とし、2019年12月にBigbangヘビー級王座を獲得。2020年2月には『RIZIN』に出場し、キックルールでMMAファイターでもある酒井リョウに初回KO勝ちしている。2020年11月の『Super Bigbang』では達磨石川を1Rわずか31秒でKO。しかし今年3月のK-1でボクシングから復帰した京太郎に2R25秒、KO負けを喫した。戦績は12勝(9KO)8敗。  3月のK-1武道館大会でK-1初参戦を果たした実方「ずっとK-1の舞台に立ちたかったんで『やっとK-1のリングに立てた』という想いと同時に、会場も大きくて入場から少し飲まれたところもあって緊張しました」とK-1デビュー戦を振り返る。  試合ではプロボクシングからK-1復帰を果たした京太郎と対戦し、1Rはカーフキック(膝から下・ふくらはぎを蹴るローキック)をヒットさせるなど、互角の展開を見せたが、2R開始直後に京太郎のパンチでマットに沈んだ。  ルール面では主戦場にしているBigbangと大きな違いはなかったが「京太郎選手がボクシングから戻ってきた選手だったんで距離感が難しかった」と実方。「作戦だったカーフキックは当たっていたんですけど、それ以上に相手がパンチの技術で上回っていた。基本的にK-1ルールは倒して勝たないといけないので、今はパンチの強化をしています」と得意の蹴り技に加えてパンチ技術の向上に着手している。  対戦相手の丸山は九州で活躍するスーパー・ヘビー級戦士。九州のタイトルを2つ獲得&11戦無敗を誇っており、実方も「試合映像も見たんですけど、パンチのある選手で強い選手だと思います」と丸山の攻撃力には警戒している。一方で「僕とはやってきた相手のレベルが違うと思う。今回の試合で丸山選手に初黒星をつけてやろうと思ってます」とKO宣言。 「ずっと小さい頃からムエタイをやってきているので、蹴りで倒したいと言う気持ちはありますが、ここはK-1の舞台なんで蹴りを効かせて最終的にはパンチで倒す。相手が得意なパンチで逆に倒してやろうと思います」とパンチでのKOを予告した。  K-1武道館大会の一夜明け会見でK-1スーパー・ヘビー級(+100kg)の新設が発表され、この試合がその一発目となる。実方も「重量級はKO決着が期待されると思うので、絶対に判定決着はない。KOで仕留めたいと思います。京太郎選手も言っていたように、ヘビー級(-100kg)からクルーザー級(-90kg)に転向する選手も多いですが、ヘビー級やスーパー・ヘビー級に残っている選手たちで以前のK-1のように重量級も盛り上げたい」と語る。  そして最後に「K-1ファンの皆さん前回、情けない試合をしてしまいました。今回は期待に応えられるように、スーパー・ヘビー級でしっかりKOをしたいと思います」とファンにメッセージを送った。
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