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2021年6月27日(日)に丸善インテックアリーナ大阪で開催される「Yogibo presents RIZIN.29」第9試合にて、バンタム級トーナメント1回戦(5分3R ヒジあり)でアラン“ヒロ”ヤマニハ(ブルテリア・ボンサイ柔術)と対戦する倉本一真(修斗GYM東京)がリモートインタビューに臨んだ。
6月のRIZIN2連戦で、席捲するホベルト・サトシ・ソウザ、クレベル・コイケに続く、ボンサイ柔術第3の男ヤマニハを相手に、元全日本グレコ王者の倉本は、「スタンドでもグラウンドでも圧倒できる。ヤマニハ選手が三角絞めをしても僕にはかからない」と語った。
怯えるところは全然ない、全局面で自信を持ってやるだけ
──試合を2日後に控えた心境はいかがでしょうか。
「RIZIN2戦目なんですけど、トーナメント1回戦目なんで優勝するために、1回戦を当たり前に、しっかり危ないところなく勝ちたいと思っています」
──対戦相手のヤマニハ選手の印象を教えてください。
「今すごい盛り上がってるボンサイ柔術所属選手ですけど、寝技できるのは当然なんでしょうけど、打撃で結構攻める選手なんで、オールラウンダーという感じですね」
──ひとつ確認をさせてください。リオ五輪では、グレコローマンレスリングの59kg級を狙っていたのでしょうか。
「最後それの階級になっちゃいましたね」
──バンタム級GP1回戦、東京ドーム大会の勝ち上がり(朝倉海、井上直樹、扇久保博正、元谷友貴)をどう見ましたか。
「順当かなと思っています」
──試合展開をどのように想定していますか。
「やってみないと分からないのはもちろんですけど、スタンドでもグラウンドでも、自分が圧倒できると思っています」
──今回の会場は、地元滋賀県で近いですが応援は?
「ちらほら、ですね。やっぱりコロナ、こういう状況なので、自分から誰も誘うことはなかったんで。スポンサーしていただいている方ぐらいの感じですね」
──奥様(登坂絵莉)の来場は?
「奥さんは来ない予定です」
──トーナメントはレスリング時代から慣れているでしょうか。
「MMAだと、まあ勝って次は別の大会ですが、レスリングは1日4試合で優勝という感じなので、今回に関してはあんまりトーナメントという気持ちじゃないです。今回勝っても、次誰と当たるか分からないですし、そういう面では普通にワンマッチという気持ちでやる感じです」
──対戦相手のヤマニハ選手と同じボンサイ柔術所属のサトシ選手やクレベル選手の活躍をどう感じましたか。
「めちゃくちゃすごいっすね。あんな三角絞めやられたら終わると思ってるんですけど、僕にはかけられないと思います」
──ヤマニハ選手のスタイルの違いもありますが、「かからない」というのは?
「(ヤマニハが)サトシ選手やクレベル選手ではないっていうのもありますし。それの対処もしっかりしてきていますし、自分のレスリング力であったり普通にフィジカルで負けることがない自信を持っています」
──関節技や絞め技は、スラムして投げるくらい、防御に自信がある?
「去年からなんですけど、リバーサルジム新宿Me, Weで柔術を始めさせてもらって、自信がありますね。前の修斗の試合(岡田遼)でギロチンくらってから、しっかりグラップリングの技術を練習しています」
──東京ドームで練習仲間の井上直樹選手が勝った試合をどう感じましたか。
「直樹くんらしく打撃で。直樹くん寝技も出来るけど、打撃の強さが一番のイメージなんで、練習してて上手さもあり、それが完全にハマってたなと思いましたね。やっぱり強いんだなと。すごい。思っていたことそのままって感じです」
──ご自身も思っていたような試合を実際に出したいと。
「そうっすね。いつもどおり、怯えるところも全然ないですし、全局面で自信を持ってやるだけですね」
──あらためてGPの目標は?
「はい、もちろん優勝です」