MMA
インタビュー

【RIZIN】ボンサイ柔術第4の男アラン・ヒロ・ヤマニハ「私がKOするか、相手がタップするか。判定はいらない」=6月27日(日)大阪

2021/06/25 22:06
 2021年6月27日(日)に丸善インテックアリーナ大阪で開催される「Yogibo presents RIZIN.29」第9試合にて、バンタム級トーナメント1回戦(5分3R ヒジあり)で、倉本一真(修斗GYM東京)と対戦するアラン“ヒロ”ヤマニハ(ブルテリア・ボンサイ柔術)がリモートインタビューに応じた。  6月のRIZIN2連戦を席捲するホベルト・サトシ・ソウザ、クレベル・コイケ、マルコス・ソウザに続く、ボンサイ柔術第4の男ヤマニハは、元全日本グレコ王者の倉本を相手に、「タックルが上手いけど、寝技は僕のポジション、得意です」と語った。 一番大事なのはコンフィアンス ──試合を2日後に控えた心境はいかがでしょうか。 「私、もう大丈夫。僕の気持ちが、RIZIN出たいだから、それで出ることが嬉しいですね」 ──対戦相手の倉本一真選手の印象を教えてください。 「相手のイメージは力強い選手。タックルがうまいね。でももし(相手が)キャッチしても難しいね。私が相手より強いポイントがある。だから私は相手があまり心配じゃないです」 ──東京ドームでのバンタム級GPの勝ち上がりは、朝倉海選手、井上直樹選手、扇久保博正選手、元谷友貴選手の4人になりました。どう見ましたか。 「あの4人は、私が勝つと思っていた人ですね。みんな、強い選手。井上選手の試合は、相手の石渡選手は強いけど、簡単に勝ちましたね。レベルがちょっと、めっちゃ高いですね」 ──どんな試合展開を予想していますか。 「試合は私が見せたい。たくさんのお客さんが僕を知らない。知らないけど、私ハードトレーニングをやって、もう打撃もできる。寝技もレベル高い。その試合、私が絶対(勝つ)」 ──レスラーの倉本選手と戦うにあたって、レスリングの選手とも練習しましたか。それとも、いつも通り、ボンサイ柔術と豊橋で練習しましたか。 「特別な選手とはしていない。柔術の選手はボンサイだけ。それと打撃(BELLWOOD)の選手だけ。“シュレック”関根さんにも手伝ってもらったし、相手はレスリングが上手いけど、もしタックルやっても寝技になる。寝技は僕のポジション。得意ですね」 ──東京ドームでは、同じボンサイ柔術のサトシ選手とクレベル選手の勝利から刺激を受けましたか。 「その試合見たら、いいエネルギーもらえますね。僕の先輩勝ちました。僕もできるネ! 僕のジム、レベル高いね。だから、私が信じられます」 ──お母さん方が具志堅さんの血筋。お父さん方が山入端(ヤマノハ)の血筋だと。お祖父ちゃんとお祖母ちゃんが沖縄からブラジルに渡ったのですね? 「そうですね、2人とも日本人ね。ブラジルに行って結婚して、お父さんとお母さんがブラジルに生まれた。だから、私が3世ね」 ──沖縄に行ったことは? 「遊びに行ったことはある。ルーツとはあまり知らなくて、居場所じゃない。生きる場所は(ここ)」 ──お父さんとお母さんには、RIZINに出ることは伝えましたか。 「あっ、お母さん、僕が1歳と3カ月のときに亡くなっちゃったね」 ──それは聞いてしまいごめんなさい。 「大丈夫です。私はもう、お父さんに(RIZIN出場の)話をしてますね。応援してくれています」 ──ソウザ選手やクレベル選手からどんなアドバイスを受けていますか。 「そう、僕たちの先輩ね。クレベルだけじゃない、サトシ、マルキーニョスと関根さん、みんなたくさん手伝ってサポートしてくれます。いつも一番大事なのは、僕のトレーニングはコンフィアンス(信じる気持ち)が大事ね。コンフィアンスがあれば、どこでも私が信じてる」 ──すべての局面で戦える選手だと思いますが、あなたの一番強い武器は? そして今回、一本勝ち・KO勝ち、どちらを狙いますか。 「僕の全部を出した試合だと思います。100%トレーニングやってるから、その試合はもっと強い私がいます。打撃とか寝技、私ができる。試合は前に出るから、私がKOするか、相手はタップするか。私、思います。判定はいらないですね」
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