▼第7試合 メガトン級 5分2R
〇KENNY中村(MAXI GYM)
[判定3-0] ※1者マスト中村
×関野大成(三河幕府)
15歳で地下格闘技の試合に出て、16歳で家出して暴力団に入ろうとしていたという関野とは対照的に、中村は7歳で剣道を始め8年間続け、2段の腕前。高校でレスリングに転向し、グレコローマンで全国3位の成績を残す。
日本大学経済学部に進み、元UFCファイターのマキシモ・ブランコ(日本大学卒、SRC育成選手、パンクラスや戦極で活躍)がレスリング部に練習に来た時に出会い、「彼の魅了に取りつかれ MMAを始めました」という。マキシモには「MMAの師匠としてセコンドを務めてもらいます」という。
1R、サウスポー構えから左の蹴りを当てる関野。ショートでダウンを奪う。2Rも打撃を軸とする関に、中村はいったん腰を落とすが下からシングルレッグで立ち上がりテイクダウン。立ち上がる関野をドミネートし、パウンドで出血も誘い、ゴング。判定は3-0(1者マスト判定)で中村が勝利した。
KENNY中村(MAXI GYM)=113.40kg
「明日は緊張せずに倒したいと思います」
関野大成(三河幕府)=96.0kg
「ケニー選手も自分もDEEP2戦目ですが、今後が懸かった大事な試合なので1Rから殺しに行きます」