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【NJKF】Ayakaが再起戦で後楽園ホール初登場、S1レディーススーパーフライ級トーナメントも開幕

2021/06/07 16:06
【NJKF】Ayakaが再起戦で後楽園ホール初登場、S1レディーススーパーフライ級トーナメントも開幕

Ayaka(右)が後楽園ホールに初登場で、同じく打ち合い大好きな奥脇奈々との対戦が決まった

 2021年6月27日(日)東京・後楽園ホールにて開催されるニュージャパンキックボクシング連盟のナンバーシリーズ『NJKF 2021 2nd』の全対戦カードが決定した。


 NJKFスーパーウェルター級王座挑戦者決定戦3分3Rとして、NJKF同級3位Vic.YOSHI (OGUNI-GYM)と同級4位・佐野克海 (拳之会)が対戦。

 YOSHIは2018年4月デビュー。緊張する性格らしくガチガチ状態の硬い動きからパワフルな攻撃を繰り出す。前戦は2020年11月にマキ・ドゥワンソンポン (タイ)に判定負け。佐野は2018年9月にMA日本ミドル級王者・井原浩之からダウンを奪って勝利。2020年8月にはNJKFウェルター級王座決定戦に臨んだが、計量オーバーのため戴冠ならず。5月の前戦では☆HIRO☆に得意のヒザ蹴りで1Rわずか39秒でTKO勝ちしている。


 ミネルヴァ(女子)の2カードも追加決定。ミネルヴァ・ピン級王者Ayaka(健心塾)が同級3位・奥脇奈々(エイワスポーツジム)と対戦する。

 Ayakaは2018年4月にプロデビューし、2019年11月にはぱんちゃん璃奈を苦しめた祥子を破り、ミネルヴァ王座を獲得。2020年2月のRISE初参戦で伊藤紗弥にテクニックで翻弄されたものの、3Rに右ストレートでダウンさせての逆転KO勝利。一気に知名度を上げた。しかし、10月「GIRLS POWER QUEEN of QUEENS 2020」の1回戦では紅絹に判定負けして連勝が「7」でストップ。11月には宮崎小雪に勝利、今年2月3日にはTOMOMIにフルマークの判定勝ちでミネルヴァ王座の初防衛に成功している。4月にはムエタイルールで伊藤との再戦を行ったが、判定3-0で敗れた。戦績は10勝(2KO)4敗。

 奥脇はジュニアキック出身で、2017年1月にプロデビュー。アグレッシブな打ち合いを好む。2019年12月に世界三冠王・伊藤紗弥に挑むも判定で敗れ、2020年12月にはRISEの「アトム級(-46kg) NEXT QUEEN トーナメント 2021」の1回戦で小林愛理奈に敗れた。戦績は4勝10敗の23歳。


 昨年盛り上がりを見せたS1レディーストーナメントが今年はスーパーフライ級で開催されることが決定。今大会では1回戦としてIMARI(LEGEND)とルイ(クラミツムエタイジム)が対戦する。

 IMARIはジュニアキック出身で、Bigbangアマチュア45kg・51kg級王者に輝くなどアマチュア戦績25戦23勝1敗1分。2018年8月にプロデビュー。レベルの高い技術を持ち、戦績は5勝1敗2分。2月にはNJKFミネルヴァスーパーフライ級王者・聖愛に挑戦したがドローで王座奪取ならず。今春に高校を卒業したばかりの18歳。

 ルイは香港出身の30歳。2021年2月まで5戦5勝(3KO)と無敗記録を更新していたが、3月にIMARIの妹KAEDEに敗れて初黒星。今回が再起戦となる。

 S1レディーススーパーフライ級トーナメントは1回戦はもう1試合を9月に行い、11月にその勝者同士の決勝戦を予定している。

 なお今大会は既報通り、元WBCムエタイ日本統一スーパーウェルター級王者YETI達朗(キングジム)vs元タイラットTVスタジアム認定ライト級王者チャンスック・バーテックス(VERTEX)、ミネルヴァ・スーパーバンタム級王者☆SAHO☆(闘神塾)vs元WPMF世界アトム級王者ルスター・シッチョー (タイ)のS1レディース世界バンタム級王座決定戦がダブルメインイベントで行われ、王者・鈴木翔也(OGUNI-GYM)vs挑戦者同級3位・吉田凜太朗(VERTEX)のNJKFライト級タイトルマッチ、王者・久保田雄太(新興ムエタジムイ)vs挑戦者同級1位・日下滉大(OGUNI-GYM)のNJKFスーパーバンタム級タイトルマッチがダブりセミファイナルとして行われる。

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