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【PFL】三冠目指すペティスが“カシアス”クレイ・コラードにまさかの敗戦、ヘルドが連覇王者に勝利、11連勝パーマーが敗れる!

2021/04/24 10:04

▼フェザー級 5分3R
〇バッバ・ジェンキンス(米国)
[判定3-0] ※30-27×3

×ランス・パーマー(米国)

 1R、ともにサウスポー構え。ジェンキンスの左ローに左ストレートを返すパーマー。ワンツーから左のオーバーハンドを振る。ジェンキンスは跳びヒザを狙う。左カーフキックを当てるパーマーは左回り。追うジェンキンスは左ミドル。

 パーマーの左カーフの打ち終わりにシングルレッグに入るジェンキンス。左で小手に巻くパーマーを後方に崩すジェンキンス。すぐに立ち上がるパーマーにバックに回り、リフトし崩すジェンキンス。亀のパーマーにサイドバックからパウンドする。

 2R、先に圧力をかけるジェンキンスは右から左で詰める。押し返すパーマーだが鼻を赤くする。左カーフキックをヒットさせるパーマー。さらに左カーフキック! バランスを崩すジェンキンス。右から左で前進するパーマー。さらに左フック! 

 右で差して組むジェンキンス。ついに脇を潜り、中腰のパーマーに背後からヒザ蹴り。左足はかけさせないパーマーはスイッチ狙いから正対! 離れる。

 左のバックキック放つジェンキンス。かわすパーマーも左ロー&ハイ。ブロックするジェンキンスはすぐに右ミドルハイを返す。さらに後ろ蹴りを見せてゴング。

 3R、左ローを当てて左に回るパーマー。詰めるジェンキンスはワンツー。パーマーの詰めをさばく。左のスーパーマンパンチを狙うパーマーに、詰めてダブルアンダーで両脇を差すジェンキンス! 頭をつけて押し込むジェンキンスにパーマーのヒザ蹴りが股間に入り、中断。

 同じポジションから再開。右で差してボディロックのジェンキンスはリフトしてテイクダウン。すぐに金網背に立つパーマーは左で小手に巻くが、ジェンキンスはボディロックから右足で小外がけで後方にテイクダウン。しかし、捨て身気味になった際で上を取るパーマーががぶり。

 ギロチン狙いの動きも、足をかけさせなかったジェンキンス。ならばとパーマーはノーアームギロチンを中腰でかけるが、笑顔のジェンキンスが頭を抜く。後ろ蹴り、右ミドルのジェンキンスを詰めるパーマーだがゴングにジェンキンスは右手を挙げる。

 判定は3-0(30-27×3)のフルマークで互いに強みのレスリング、さらに長い打撃でも上回ったジェンキンスが勝利。11連勝中だったパーマーを下し、3Pを獲得した。

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