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【ONE】“石の拳”リネカーがKO勝利で王者ビビアーノに挑戦アピール、若松佑弥がマクラーレン下し「僕がフライ級で日本人初の王者になります!」、緊急参戦の澤田龍人はリータオとの再戦で判定負け、ホルツケンがJWPをKO!

2021/04/22 09:04

▼ムエタイ キャッチウェイト(80.9kg)
○ニキー・ホルツケン(オランダ)77.10kg, 1.0144
[2R 1分23秒 KO] ※左ハイ

×ジョン・ウェイン・パー(豪州)80.80kg, 1.0241 ※体重超過のため報奨金の20%を対戦相手に支払う

 ホルツケンはK-1で活躍した選手で、2006年にスカンジナビア予選トーナメントで優勝し、K-1 WORLD MAXの世界一決定トーナメントに2007年と2009年に出場。その後はGLORYを主戦場にし、2013年のウェルター級世界トーナメントで優勝。2015年には第3代GLORY世界ウェルター級王座に就いている。プロボクサーとしても並行して試合を行い、2018年には代替選手とはいえWBSS出場も果たした。キックボクシング戦績は109戦92勝(46KO)16敗1無効試合、ボクシング戦績は15戦14勝(11KO)1敗の大ベテラン。2020年12月の前戦でエリオット・コンプトン(豪州)を左ボディで1R KOに下している。

 ジョン・ウェイン・パーはキャリア100勝に王手をかけるレジェンドファイター。2019年8月の前戦では、RIZINで初代RISEウェルター級王者のダニロ・ザノリニと対戦。スプリット判定で敗れている。

 オープンフィンガーグローブのムエタイ・ケージ戦。

 1R、ともにオーソドックス構え。右のスーパーマンヒジを見せるホルツケン。圧力をかけるホルツケンは、ウェインパーの右に左フックをかぶせて当てると、ガード上ながら右の後ろ廻し蹴りでダウンを奪う!

 立つウェインパーは左右ボディで前に。しかしカウンターの右をもらい後退。左ショートフックを当てるホルツケンにウェインパーも左アッパーを返す。

 2R、左ジャブ、右ストレートで前に出るホルツケン。左ストレートでダウンを奪うと、左ジャブ、左ミドルの打ち終わりに左ハイでKO。ホルツケンは連勝。ウェイン・パーはまたも100勝に手が届かず。

【視聴方法】
ABEMA 格闘チャンネル(日本語解説)
ONE公式アプリ(英語解説)
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