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【ONE】“石の拳”リネカーがKO勝利で王者ビビアーノに挑戦アピール、若松佑弥がマクラーレン下し「僕がフライ級で日本人初の王者になります!」、緊急参戦の澤田龍人はリータオとの再戦で判定負け、ホルツケンがJWPをKO!

2021/04/22 09:04

▼ライト級 5分3R
×マラット・ガフロフ(ロシア)77.10kg, 1.0244
[判定0-3]

○オク・レヨン(韓国)76.65kg, 1.0226

 1R、ともにオーソドックス構え。いきなり詰めて右のカーフキックを効かせるレヨン。ガフロフも右ローを返すと、左で差して前方に崩してバックへ! 背中に乗り、4の字ロックでリアネイキドチョークを狙う。低い位置に着くも足をロックしたままのガフロフは背後から細かくパウンド。レヨンも背後のガフロフにヒジを突く。

 2R、じりじりと詰めるのはレヨン。左を振って飛び込むが、またも1R同様に左で差すガフロフが前方に崩す。それを耐えたレヨンにガフロフはダブルレッグに入るが、右手を差し入れて凌ぐレヨン。左を切られ、左足にシングルレッグに入るガフロフ。そこにバックを狙ったレヨンだが、足首を持たれ下に。

 背中を着いたレヨン。ガフロフはインサイドガードから細かくパウンドする。下から三角絞めを狙い、固めて鉄槌を打つレヨン。肩を入れて外したガフロフが両鉄槌を入れてゴング。先にレヨンが立ち上がる。

 3R、レヨンの右ローをかわすガフロフ。しかしスタミナ切れで動きは鈍い。詰めるレヨンは左前蹴り。ガフロフはテイクダウン狙いも遅く、レヨンに切られる。

 さらに右ロー、さらに右ストレートをヒットはレヨン! 金網背にするガフロフは死力を振り絞って左を差して前に。右手を差し入れて金網背に立つレヨン。ガフロフは今度は左足にシングルレッグに入るとレヨンに片ヒザを着かせてついにバックテイク。立ち上がり際に背中に乗るが落ちると、背中を見せながらもキムラクラッチに組んで下になってゴング。

 判定は3-0で、ガフロフの組みを凌ぎ打撃を当てたレヨンが勝利。2019年のHEATでのトム・サントス戦の判定負け以降、Double Gで2連勝、ONEデビュー戦勝利で3連勝を飾った。

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