4月21日(日)、横浜アリーナにて開催された『RIZIN.15』。大会終了後、榊原信行RIZIN実行委員長が大会総括を行った。
今大会には、那須川天心と対戦したフリッツ・ビアグタン(フィリピン)を推薦したプロボクシング6階級制覇マニー・パッキャオ(フィリピン)も来場。榊原実行委員長は「パッキャオと話をした中では、MMAにもっと興味をもっていて見にいったことがあると思っていたんですが、MMAの大会を初めて見たそうです。最初から全試合を観戦して『とても楽しかった』と言ってもらいました。笑いながらですが、『俺もやってもいいよ』と言っていましたね」とのエピソードを明かした。
今後については「ゲストに来てもらうだけでなく、ここがスタート。今はWBCのタイトルホルダーですから、世界戦の後にRIZINの舞台で試合をしてもらえるような交渉は続けていきたい。フィリピンの選手との交流も積極的にやっていきたいと思います。RIZINのフィリピン大会も可能性はある」と、パッキャオ自身のRIZIN参戦を含めて交流を深めていきたいとした。
また、来場を予告していたプロボクシング5階級制覇フロイド・メイウェザー(アメリカ)は、結局姿を現さなかったが「メイは来る来る詐欺ですから(笑)。本人は来たかったようですが、メイウェザープロモーションとして管理下での活動が抜けられなかったと聞いています。2日前までは何があっても来ると言っていたんですよ」と、来場の意思はあったようだと榊原委員長は説明した。