▼第7試合 -72kg契約 3分3R
〇ブハリ亜輝留(WSRフェアテックス幕張)
KO 1R 2分14秒 ※3ノックダウン
×夜叉猿(力道場静岡/第33回K-1アマチュア チャレンジAクラス -70kg優勝)
ブハリは2勝(2KO)1分の戦績を持ち、ガソリンスタンドを経営する戦う代表取締役社長。2020年8月にKrushでK-1 JAPAN GROUP初参戦するはずだったが、体重超過のため中止となり、今回仕切り直しの初参戦となる。前戦は『BOM』にてWMC日本ミドル級王座決定戦を争ったがドローとなり、3戦目にしての戴冠ならず。
対する夜叉猿は高校時代にラグビー西日本代表選手として代表キャンプに参加。20mシャトルランや体幹トレーニングがずば抜けていたため、スタッフ陣から『ミスター・フィットネス』と呼ばれていたという。2020年11月のKrush-EXでプロデビューし、ドニー・ドラゴン(ウズベキスタン/K-1ジム総本部チームペガサス)と対戦。計量時にバチバチの睨み合いを展開し、試合でも打ち合い、ダウンを奪われるも右フックでダウンを奪い返し、最後は左ハイキックで1R1分27秒、インパクト大のKO勝ちを収めている。
格闘技を始めてまだ1年で、中学生でボクシング、高校でキックボクシングを始めたブハリとは格闘技歴で差があるが、KO必至の激しい試合となりそうだ。
1R、圧力をかけるブハリに夜叉猿はカーフキックと左右ハイキック。しかし、ブハリはものともせずショートのパンチをまとめてダウンを奪う。
夜叉猿は左右ハイキックを放つが圧力に押されて後傾気味。ブハリはショートでパンチの連打をまとめてダウンを奪うと、最後もヒザ蹴りと連打で夜叉猿をマットに沈めた。
ブハリはマイクを持つと「試合組んでいただき感謝していて。同時に俺はEXレベルの選手じゃないぞ、もっと上のレベルだってのを見せたかった。呼んでくれれば次もKO見せるので、じゃあまた」と流ちょうな日本語でにこやかにアピールした。
▼第6試合 Krushスーパー・バンタム級 3分3R
×しの(KSG/第3回K-1アマチュア全日本大会 チャレンジAクラス -60kg優勝、第5回K-1アマチュア全日本大会 チャレンジAクラス -55kg優勝)
KO 1R 2分57秒 ※3ノックダウン
〇愛瑠斗(健成會)
しのはK-1アマチュア全日本大会で2度の優勝歴を持つ19歳で戦績は1勝(1KO)1敗。愛瑠斗は19歳で戦績は1戦1勝。
1R序盤から愛瑠斗は右カーフキックを徹底的に蹴る。しのはまともにもらう場面が多く、早くも効いてしまいダウン。その後も左ミドルからの右カーフ、パンチからの右カーフとカーフキックを蹴り続ける愛瑠斗。
2度目のダウンもカーフキックからの右フックで奪われたしのは右フックで逆転を狙うが、愛瑠斗はかわしながらカーフキック。最後も右カーフでダウンを奪い、愛瑠斗が見事なKO勝ちを収めた。
マイクを持った愛瑠斗は「しの選手にはアマで1回負けているのでプロの世界で勝ててよかったです。リベンジ成功です。EXで2連勝したのでそろそろKrushでいいのかなと思うのでオファー待っています」とアピールした。