キックボクシング
レポート

【NJKF】健太がカーフキックに耐え最終Rに怒涛のラッシュで1年半ぶりの勝利、99戦目の国崇は琢磨の強打でマットに沈む

2021/02/12 21:02

▼第4試合 NJKFバンタム級王者決定戦トーナメント1回戦 3分3R
×鰤鰤左衛門 (CORE/NJKFバンタム級5位)
TKO 3R 2分09秒 ※セコンドからのタオル投入
〇池上侑李 (岩崎道場/NJKFバンタム級6位)
※池上が決勝戦に進出。


 鰤鰤は奇抜な入場シーンからトリッキーな戦法で相手を翻弄するNJKFの名物選手。38歳。池上は高校生でプロデビュー、2019年12月にはNJKFフライ級王者・松谷桐に挑戦したが判定負けで王座奪取ならず。まだ20歳の新鋭だ。


 1R、勢いよく飛び出した鰤鰤は前蹴り。回り込んで動き、池上に追い詰められると組み付いてヒザに持ち込む。池上は左フックから右ストレート、右ローと攻めるが組み付かれる。リングを大きく使う鰤鰤も大きなパンチで対抗するが、池上のコンパクトなパンチをもらう。


 2Rも動き回る鰤鰤を追いかける池上。鰤鰤の大きな右フックをもらうが、右ミドルや右ストレートを命中させる。下がりながらも右ストレートを打つ鰤鰤に池上は右ヒジを繰り出すがヒットは奪えず。


 3R、両手を広げて“来い”と誘う池上。右ストレート、テンカオ、左右フックで一気に攻め込んでいくが、鰤鰤はリングいっぱい回り込む動きを止めない。池上の左ヒザがアゴに決まり、鰤鰤はダウン。立ち上がろうとするも足がもつれ、セコンドからタオルが投入された。

▼第3試合 NJKF 65kg契約 3分3R
×JUN DA LION (E.S.G/NJKFウェルター級3位)
判定0-2 ※29-30、29-29、28-30
〇マリモー (キングジム/NJKFスーパーライト級4位)


 1Rから前に出るマリモーがローから左右フックで前進。JUNはノーガードで挑発しながら右ジャブ、左ストレート、前蹴りで距離を取る。2Rも手数の落ちないマリモー。JUNはジャブ、ストレートで突き放すが、マリモーの前進は止まらない。3Rも手数で上回るマリモー。JUNはカウンターのヒジを決めてカットに成功したが、マリモーの勢いは止まらない。判定でマリモーが勝利した。

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