▼ダブルメインI NJKF 60kg契約 3分3R
×国崇 (拳之会/WKAムエタイ世界フェザー級王者)
KO 2R 2分53秒 ※右ストレート
〇琢磨 (東京町田金子ジム/元WBCムエタイ日本統一スーパーフェザー級王者)
40歳の国崇はこれが99戦目(55勝36KO40敗3分)となる大ベテラン。2019年中に目標でもある大台の100戦到達が期待されたが、コロナ禍のため2020年3月のジョナサン・セライ戦(判定勝ち)以来の試合となり、仕切り直して2021年の100戦到達を目指す。
対する琢磨はパンチが武器で、2017年2月にNJKFフェザー級王座を獲得。同年11月にはWBCムエタイ日本王座にも就いたが、2019年2月に葵拳士郎に敗れて王座を失った。『ONE Championship』で活躍するMOMOTAROに通算2勝1敗と勝ち越しているが、11月に新鋭・羅向にダウンを奪われ判定負けを喫しており、名誉挽回と復活を懸ける。
1R、琢磨はローとボディを当てていき、国崇は左フックを狙う。琢磨のワンツー、右ストレートがヒットするが、国崇は右ローを蹴っていく。琢磨のパンチの連打から右ローで大きくバランスを崩す国崇。ロープを背にして右ストレートを返す。
2R、琢磨のワンツー&右ローに押されながらも、ヒジ、右ストレート、左フックを返す国崇。ジャブをまともにもらい、下がると右ストレートも喰らう。顔面を打たれる国崇は必死の形相で反撃に転じるが、右ストレートを直撃されてダウン。その直後にも右ストレートでダウンを喫し、立ち上がれる様子ではなくレフェリーはストップ。琢磨のKO勝ちとなった。
琢磨はマイクを持つと「レジェンドの国崇選手、ありがとうございました。戦えて嬉しいです。どんどんチャレンジして、こういう状況を受け入れるしかないので、受け入れて前に進んでいかないといけないと思います」と語った。