キックボクシング
レポート

【RISE】直樹が2度のダウンを奪い新王者に、山田洸誓は初防衛成功で北野克樹にリベンジ宣言

2021/01/30 22:01

▼第3試合 スーパーフライ級(-53kg) 3分3R延長1R
×京介(TOP DIAMOND/同級3位)
TKO 2R 0分37秒 ※右カーフキック→レフェリーストップ
〇大﨑孔稀(OISHI GYM/同級6位、WMC日本&J-NETWORKスーパーフライ級王者)


 京介は香川県出身の23歳でスーパーフライ級新設当初からRISEに参戦。元REBELS王者の奥脇一哉、元MA 王者の一樹、那須川天心率いるTEAM TEPPENの須田翔貴を下し3連勝と波に乗っていたが、2月の政所仁戦で初回KO負けを喫し今回が再起戦となる。


 大崎はメインに出場するRISEスーパーフライ級王者・大崎一貴の弟で21勝5敗1無効試合の戦績を持ち、21勝の内15勝がKO勝ちという攻撃力の持ち主。パンチ、蹴り、ヒジ、ヒザいずれでもKOできる破壊力を持ち、タイ人と渡り合うテクニックも持っている。特にボディブローは強烈。RISEには2019年11月大会に初参戦するも政所仁にダウンを奪われて敗れたが、2020年9月大会では奥脇一哉を1R2分32秒、鮮やかなハイキックでKOしてビッグインパクトを残した。


 1R、ジャブを突く京介に大崎は強い右ローと左ミドル。京介が左右ボディを打つと、すかさず左ボディでお返し。徐々にプレッシャーを強めていく大崎は、京介がロー蹴ってきたところに右ストレートでダウンを奪う。コンビネーションパンチの速さで場内をどよめかせる大崎。


 2R、大崎はコーナーへ詰めてボディからの速いコンビネーションパンチ。京介は左右ボディで対抗したが、大崎が右カーフキックを蹴ると一発でダウン。様子を見たレフェリーがストップし、大崎の鮮烈なTKO勝ちとなった。

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