(C)RIZIN FF
2021年3月12日(金)、EX THEATER ROPPONGIにて開催される女子グラップリング大会『QUINTET FIGHT NIGHT 6 in TOKYO』の大会プロデューサーに、山本美憂(KRAZY BEE/SPIKE 22)の就任が決定した。
女子大会開催にあたり、桜庭和志ゼネラルプロデューサーが、「女子選手の情報をよく分かっている人がいないだろうかと考えた時に山本美憂選手が適任だと思い」、KRAZY BEEを訪れて依頼したところ、山本は、「私でよろしければ光栄です。私、グラップリングが苦手じゃないかといつも言われているので、プロデューサーの名に恥じないように頑張りたいと思います」と快諾した。
2019年4月に行われた第1回女子大会では、柔術世界王者の湯浅麗歌子の極めを凌ぐ場面も見せながら、最後は腕十字に敗れている山本は、今回の女子大会プロデューサーの就任に、「私もまだ現役として試合をやらせてもらっていますので、今回の大会も出場したいと思ってます。私が選抜したチームを編成してQUINTETの面白さが伝わるチームを作ります」と、プロデューサー兼選手として参戦する意向を示している。
RIZIN浜崎戦は「試合前にヒザを怪我してしまいました」
MMAでは、大晦日のRIZINで浜崎朱加(AACC)のセンタク挟みに1R、一本負けを喫しており、今大会にはすでにAACCチームの参戦も決定していることから、QUINTETでのチームリーダー対決の可能性も出てきている。
桜庭から大晦日の浜崎戦について、「怪我をしていたみたいですね」と問われた山本は、「試合前にヒザを……不可抗力で怪我してしまいましたけど……」と負傷を押しての出場だったことを明かし、「(今回は)よろしくお願いします」と、まずはグラップリングから再起を目指すことを語った。
「私にとって、とても刺激的なチャンレンジになりそうで楽しみです。レスリングをやってきたからMMAに挑戦させてもらい、MMAに挑戦したことで今回のお話に繋がっていると思います。これまで起きた全てのことに意味があって、それで今がある。今回のお話も私のこの先の未来に大きな意味を持たせられるよう、頑張りたいと思います」とのコメントを発表した山本。プロデューサーとして、どんな手腕を発揮するか、注目だ。