キックボクシング
レポート

【ジャパンキック】馬渡亮太がテクニックでMAX MUAYTHAI王者に勝利しWMO王者に、武田幸三賞は圧巻TKO勝ちのモトヤスック

2021/01/10 23:01

▼第4試合 70kg契約 3分3R
×光成(ROCK ON/ジャパンキック ミドル級1位)
判定 ※29-30、28-30×2
○政斗(治政館/ジャパンキック ウェルター級1位)


 1R、右ローと右ストレートでアグレッシブに攻めるのは政斗。光成はジャブ、飛び込んでの左ストレートを繰り出すが手数は少なめ。


 2R、右ストレートからの連打で果敢にアタックする政斗だが、上背で優る光成の顔面を捉えることがなかなかできない。光成は右ロー、ミドルを蹴るがやはり攻撃は少ない。


 3Rもストレートの連打で前へ出るのは政斗。光成は右ミドルを蹴り、首相撲に捕まえるとヒザ蹴り。前蹴りで突き放す。残り40秒で打ち合いになり、政斗が右ヒジを多用してカットする。血は少なく試合は続行され、攻めの姿勢を見せた政斗が判定勝ちを飾った。

▼第3試合 バンタム級 3分3R
×義由亜JSK(治政館)
判定0-3 ※27-29、28-29、28-30
○景悟(LEGEND)


 手足の長い義由亜は射程距離の長いミドルと左右ストレート、景悟は返しのローとミドルをキャッチしてのパンチ。お互いに左フックをヒットさせた。2Rはジャブを多用して接近するとヒジを打つ義由亜。3Rも左ミドルで距離をとる戦いで優位に進めていた義由亜だったが、残り50秒を切ったところで景悟が鋭い右フックでダウンを奪う。最後も右フックでダウン気味に膝を着かせ、景悟が判定勝ちした。

▼第2試合 フライ級 3分3R
×空明(治政館)
TKO 2R 2分50秒 ※レフェリーストップ
○吏亜夢(NJKF/ZERO)


 サウスポー同士。足を止めての打ち合いから組んでのヒザとの展開が繰り返される。2R開始と同時に打ち合いに行った吏亜夢がジャンプしての左ハイキックでダウンを奪う。2Rは左ストレートを当てに行った空明だが、スタミナの消耗が激しく吏亜夢のラッシュに倒れ、レフェリーがストップした。


▼第1試合 55kg契約 3分3R
○樹(治政館)
TKO 1R 2分00秒 ※レフェリーストップ
×猪野晃生(ZEEK)


 開始早々、樹のヒザ蹴りがローブローとなり中断。再開後、樹が右カーフキックでダメージを与え、右ストレートでダウンを奪う。立ち上がった狩野だがカーフキックのダメージは深そうで最後は右ヒジでマットに沈んだところでレフェリーストップ。

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