※試合詳報は後ほどアップ
▼第6試合 バンタム級 5分3R
○東 陽子(リバーサルジム新宿Me, We)2位
[判定3-0] ※30-27×3
×直DATE(Team DATE)
東は、柔道で2002年全国高等学校選手権優勝、2003年フランスジュニア国際大会3位などの実績を持ち、MMAでは4勝2敗。前戦は10月の「PANCRASE 309」でブラジルのタチアネ・フォンテスと対戦し、得意の払い腰でフォンテスを投げるもスイープされ、スプリット判定で敗れている。3月大会でブラジルのタイナー・ラモニエとの試合が決定していたが、コロナ禍で大会が中止に。東にとって2020年最初の試合が年内最終大会となった。
直DATEは、TEAM DATEの武術四姉妹の一員で、2014年7月にMMAでプロデビューし、8月にキックボクサーとしてデビューすると両方の試合に出場。総合では、DEEP、Angel's Fighting、カスタムルールのSEI☆ZAを経て、2018年7月にPANCRASEに初出場。東陽子に判定負けしており、今回は再戦となる。
▼第5試合 バンタム級 5分3R
○花レメ紋次郎TK(リバーサルジム新宿Me, We)9位
[判定3-0] ※30-27×2, 29-28
×土肥 潤(総合格闘技道場MIBURO)10位
土肥は、2017年12月に金太郎に1R TKO負けしたものの、2018年7月に平田丈二に判定勝ち。9月の闘裸男では小田寛一にドクターストップ負けも、12月にハンセン玲雄に判定勝ちし、2019年7月に瀧口脩生にも判定勝利で2連勝。2019年11月の「DEEP&PANCRASE大阪」では三村亘にスプリット判定負けしたが、2020年7月に関原翔にいずれも判定勝利するなど、PANCRASEでは4連勝中だ。
対する花レメ紋次郎TKは、2019年5月のPANCRASE復帰戦で、坂野周平にスプリット判定負けも、2020年7月に平岡将英に判定勝ちを収めている。
▼第4試合 ミドル級 5分3R
×荒井勇二(GUTSMAN)4勝5敗・1位/2020年NBT同級優勝
[1R 0分17秒 KO]
○内藤由良(リバーサルジム横浜グランドスラム)
36歳の荒井勇二は2020年7月に村元佑成に判定勝ち、9月に廣野雄大に1R TKO勝ちでネオブラ ミドル級優勝、ランク入りしたものの、ランカーはその荒井わずか1人。
ダウンサイジングが進む日本MMA界だが、有望大型新人が2020年も続々デビューしている。小学校から大学までレスリングをしてきた24歳の内藤由良もその1人。2019年9月アマチュア修斗全日本選手権ミドル級準優勝後、ZST PRE-STAGE 87を経て、2020年9月に村元に1R リアネイキドチョークで一本勝ちでPANCRASEデビューを果たしている。
一回り違う世代の荒井に内藤は重量級で頭角を現すか。
▼第3試合 フライ級 5分3R
○荻窪祐輔(K-PLACE)9位
[判定2-1] ※29-28×2, 28-29
×中村龍之(LOTUS世田谷)10位
フライ級戦。荻窪は、2019年3月に中村龍之に判定勝ちも、7月に南アフリカのボカン・マスンヤネ(現ONEファイター)に判定負け、2020年2月に猿飛流にも判定負けし、2連敗で現在10位に留まっている。8月23日大会で神酒龍一戦が組まれたが、開場10分前に大会中止となっている。
中村は、2017年11月の川端康太戦から立花恵介、安永有希にいずれも判定勝利で3連勝も、2019年は荻窪祐輔に判定負け、NavEにRNCで一本勝負け、前戦2019年11月に杉山廣平に判定負けで、3連敗中。
再戦でも試合を欲する両者。荻窪が中村を返り討ちにするか。それとも汗かきファイトの中村がリヴェンジなるか。
▼第2試合 ストロー級 5分3R
○リトル(GUTSMAN)
[判定3-0] ※29-28×3
×佑勢乃花(フリー)
2018年に宮澤雄大、オ・ヒョプチャンに1R TKO勝ちで連勝も、2019年は宮澤雄大にスプリット判定でリヴェンジを許し、前山哲兵に1R TKOで敗れているリトル。
対する佑勢乃花こと上原佑介は、ZSTで活躍後、WLF、GRACHAN、Arzalet、Fighting NEXUSを経て、2019年9月にPANCRASEに初参戦。宮澤雄大に判定負けとなっている。白星をあげ、メインカード枠に居場所を作るのはリトルか、佑勢乃花か。
▼第1試合 ライト級 5分3R
○丸山数馬(Tri.H studio)
[1R 3分32秒 三角絞め]
×白川洸太(DESTINY JIU-JITSU)※デビュー戦
長期の怪我から1年8カ月ぶりに復帰する丸山は鹿児島県出身の28歳。2015年ネオブラッド・トーナメントでウェルター級優勝を果たし、小林裕、渡慶次幸平、脇本恭平を相手に3連勝も、2019年4月に高木健太に1R KO負け。今回はライト級に落として出直しを図る。
対する福岡県出身の白川は27歳。2019年9月のアマチュア修斗ミドル級優勝(※準優勝は内藤由良)で柔術紫帯を巻く。九州対決を制するのは丸山か、白川か。