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レポート

【K-1】初の福岡大会は波乱の連続、K-Jeeが速攻勝負でカリミアンを豪快KO、壽美がKANAを攻略、野杁正明はタフなトファネリ降す

2020/11/03 15:11

▼プレリミナリーファイト第4試合 K-1スーパー・バンタム級 3分3R
〇野田 蒼(月心会チーム侍)
判定3-0 ※30-27×3
×紫苑(KIZUNA田川本部道場)


 野田はK-1甲子園2020 -55kg王者で戦績は2勝1敗1分、兄はK-1&Krushで活躍するTETSUだ。紫苑は福岡県出身で2戦2勝(1KO)。1Rに紫苑の蹴りがローブローになってしまい試合は中断。蹴りで距離を取る紫苑とパンチで飛び込む野田という展開。2Rに一度下がった野田が飛び込みの左フックでダウンを奪う。3Rは紫苑が前に出て攻めるが野田はカウンター狙い。左フック、右ストレートでグラつかせる場面もあり野田が判定で勝利した。

▼プレリミナリーファイト第3試合 -59kg契約 3分3R
〇寺田 匠(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST)
KO 1R 2分06秒 ※右ストレート
×貞松宏隆(Mataharigym)


 寺田は宮崎県出身で1戦1勝、貞松は佐賀県出身で2戦2勝(1KO)。1Rが始まってすぐ、ロー蹴る貞松が左フックを放ったところで寺田が左フックを合わせてダウンを奪う。貞松も強打の左フックと左ミドルで反撃するが、寺田がパンチをまとめて貞松を下がらせ、左フックからの右ストレートを打ち抜いて見事なKO勝ちを収めた。

▼プレリミナリーファイト第2試合 K-1スーパー・フェザー級 3分3R
〇勇治(K-1ジム総本部チームペガサス)
判定3-0 ※30-25、30-26、30-27
×志樹(=もとき/シルスジム)


 勇治は福岡県出身で『TRIBELATE』ではライト級とスーパー・ライト級の2階級を制覇。5勝(2KO)5敗の戦績だが、K-1 JAPAN GROUPでの試合は3戦3敗。志樹も福岡県出身で今回が初参戦だが、13勝(4KO)10敗1分の戦績を持つ。1R、志樹が左フックでグラつかせると、勝負に出た勇治がワンツーでダウンを奪う。続いて連打でスタンディングダウンを追加。2R以降は志樹がミドル、前蹴り、ヒザと蹴り技で粘ったが、勇治が前へ出てパンチを当てていき大差の判定勝ちとなった。

▼プレリミナリーファイト第1試合 -53kg契約 3分3R
〇大石和希(K-1ジム三軒茶屋シルバーウルフ)
判定3-0 ※30-29×2、30-28
×西林翔平(K-1ジム福岡チームbeginning)


 福岡県北九州市出身の大石(1勝1敗)と熊本県出身の西林(1敗)がオープニングを飾る。身長差(大石171cm、西林160cm)のある両者。西林はローを中心とした蹴り、大石は接近してのパンチ&ヒザと対照的なスタイルで、2Rから大石が距離を詰めてボディブローとヒザ、右ストレートでグラつかせる。西林は右ハイに活路を求め、3Rには強気に打ち合って優勢な場面も作り出したが、追い上げならず大石が判定勝ちした。

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