キックボクシング
レポート

【新日本キック】勝次が不運なダウンで畠山隼人に敗れ3連敗、ブラボは豪快KO、高橋亨汰が健太に逆転勝利

2020/10/25 21:10

▼第2試合 女子51kg契約 2分3R
〇アリス(伊原道場本部)
判定3-0 ※30-29、30-28、30-27
×上野hippo宣子(ナックルズGYM)


 アリスは現在16歳。日本人の父とイスラエル人の母のハーフで、4歳から伊原道場で練習を積み、2019年3月にプロデビュー戦を勝利で飾った「ミスセブンティーン2018」の美少女モデル。9月のプロ2戦目でERIKOに判定負けを喫し、今回が再起戦。上野はプロキャリア6戦目ではあるが、まだ白星がなく初勝利を目指す。


 1R、出会い頭に強烈な右ミドルで快音を場内に響かせたアリス。上野はパンチを振り回して接近するが、アリスも組み付いてクリンチ状態になる場面が目立つ。アリスは前に来る上野にジャブを合わせていく。


 2R、パンチに押されると組み付いてしまうアリスだが、離れると右ミドル、右ローをクリーンヒット。上野はひたすら前進してフックを繰り出し、アリスを下がらせる。


 3R、ジャブを連続してヒットさせたアリスは右で蹴る。それでも組み付いてしまうが、伊原会長から「ヒザを真っ直ぐ蹴れ!」と声を受けるとヒザをボディに突き刺す。そこからのパンチの打ち合いでもジャブで上野をのけ反らし、右ミドルを蹴って優勢を印象付け、判定3-0で勝利を収めた。

▼第1試合 女子49kg契約 2分3R
×オンドラム(伊原道場本部)
判定0-3 ※27-30×2、28-30
〇ERIKO(ファイティングラボ高田馬場)


 9月大会でアリスに初黒星を付けたERIKOが、今回もアリスと並ぶ伊原道場期待の女子選手オンドラムと対戦。オンドラムは今年2月にデビューしたばかり(1敗)。ERIKOは2勝1敗。


 1R、パンチで前に出るオンドラム。互いに右のパンチをヒットさせ合う中、ERIKOがボディへの前蹴りとヒザ蹴りで攻勢に。


 2Rもパンチで前に出るオンドラムだが、ERIKOも打ち合い、首相撲からのヒザ蹴り連打でオンドラムの動きを止める。さらに前蹴りで追撃するERIKO。


 3R、いきなり首相撲に捕まえてのヒザ蹴りを連打するERIKOだが、打ち合いになるとオンドラムの右フックを被弾するが、再び首相撲に捕まえてのヒザ蹴りを連打。判定3-0でERIKOが勝利した。

▼オープニングファイトジュニア 女子43.5kg 2分2R
×曽我さくら(クロスポイント大泉/NJKF EXPLOSION女子クラス43kg級王者)
判定0-3 ※19-20×3
〇安黒珠璃(闘神塾/NPO法人全日本グローブ空手道連盟 全日本大会優勝)

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