【RIZIN/RISE】朝倉未来の「YA-MANが一番いいのかなと思うが鈴木千裕とも戦いたい」発言にYA-MANが「打撃世界トップレベルの称号を手土産に持っていきましょう」

　2025年5月4日（日）東京ドーム『RIZIN男祭り』にて、復帰戦を行う朝倉未来（JAPAN TOP TEAM）の周辺が賑やかだ。 　平本蓮の負傷欠場により対戦相手が未定となり、榊原信行RIZIN CEOは「この後に試合を控えてる選手もいれば我こそはと思う選手もいるので、祭りにふさわしいド派手な相手、インパクトのある相手を未来とも相談していろいろな選手たちの声、想いも聞きながら、ファンの声にも耳を傾けながら最終決めていきたいと思います」としている。 　朝倉自身は「僕は職業格闘家なので相手は誰でもいいです」としながらも「ダウトベックはそんなになくて。自分が勝って終わってるのと東京ドーム的に盛り上がらないんじゃないか。格闘技ファンは盛り上がると思うけれど一般層が盛り上がらないんじゃないかなという。平本にリベンジで戻ってきたという意味で言えばYA-MANが一番いいのかなと思いますけど、鈴木千裕とも戦いたいですね」と、YA-MANと鈴木千裕の名をあげた。 　YA-MANも平本の欠場が発表された段階で「Fight Clubでは俺の土俵でやってもらった。もし次があるのなら俺が未来さんの土俵でやるのが筋だと思ってる」と自身のSNSに投稿。両者は2023年11月、YA-MANがプロデュースするオープンフィンガーグローブキックボクシング大会『FIGHT CLUB』で対戦しており、1R1分17秒、YA-MANが右ストレートでKO勝ちしている。 “復帰はリベンジ”というテーマを継続するとなるとYA-MANはうってつけの相手だが、YA-MANにはその前にクリアしなければならない難関がある。 　3月29日(土)東京・両国国技館『RISE ELDORADO 2025』にて、GLORYフェザー級1位ミゲール・トリンダーデ（ポルトガル/Mamba Fight Club）とのオープンフィンガーグローブマッチという大一番。トリンダーデは2024年12月の「GLORY RISE FEATHER WEIGHT GRANDPRIX」にて、1回戦で日本のエース・原口健飛をKO、準決勝でRISE世界王者チャド・コリンズもKO、決勝ではGLORY世界王者ペットパノムルンに判定で敗れたが、ランキング1位の実力を見せた。爆発力があり、パンチに偏らず蹴りも強い。戦績は61勝（27KO）8敗。 　YA-MANは朝倉の復帰会見を受けて「3月29日ミゲールに勝って打撃世界トップレベルの称号を手土産に持っていきましょう」と、この試合に勝って東京ドームへ進むと自身のSNSに綴っている。もしトリンダーデを倒せば、朝倉もさらに燃えるだろう。5月4日、両者が東京ドームのリングで再び対峙することはあるのか。