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レポート

【Krush-EX】デビュー戦の赤田功輝が逆転KOで大胆にK-1出場アピール、女子は好試合でJKファイターが揃って勝利

2020/10/24 22:10

▼第5試合 -56kg契約 3分3R
×篠原広耀(優弥道場)
判定0-3 ※28-30×2、29-30
〇愛瑠斗(=えると/健成會)


 篠原は2015全日本学生キック・フライ級準優勝の実績を持ち、プロでは1勝3敗1分。KrushやKHAOSでは3連敗と白星が欲しいところ。愛瑠斗はこれがデビュー戦。


 1R、篠原は突進してパンチ&ローのインファイトを繰り返す。愛瑠斗は前蹴り、飛びヒザ蹴りを連破して応戦し、左右の連打も見舞うが、篠原の左右フックをもらって頭が大きく跳ね上がる場面も。


 2Rもインファイトを仕掛けてくる篠原に愛瑠斗もパンチコンビネーションを回転させて応戦。激しい打ち合いが繰り広げられるが、篠原のバッティングで試合は中断。篠原には警告が与えられる。再開後、前に出る篠原に愛瑠斗は顔面とボディのパンチコンビネーション、顔面前蹴り、左ロー、ヒザ蹴りと技をフル回転させて打ち込んでいった。


 3R、鼻血で顔を真っ赤に染めながらも突進してのインファイトを仕掛ける篠原はまるでボブ・サップのよう。愛瑠斗は突き放しての右ストレート&左ボディ、ヒザ蹴り、前蹴りと技を駆使し、両者バッティングが多くなるも愛瑠斗がタフな一戦を制した。

▼第4試合 Krushフェザー級 3分3R
〇八木正樹(WSRフェアテックス三ノ輪)
判定3-0 ※30-28、30-28、30-27
×高口賢史郎(K-1ジム五反田チームキングス)


 八木は1勝1敗1分の戦績でKrushでは1敗1分とまだ勝ち星がない。高口は3敗とまだ勝利がなく初勝利を目指す。


 1R、左ミドルを蹴る八木に高口はかなり接近してのショートパンチで攻める戦法。八木はこれにヒザ蹴りで反撃し、左ボディと右フックを連続ヒット。高口も右のボディを叩き続ける。


 2R、八木は距離ができると左ミドルをヒットさせるが、高口がすぐに接近して右ボディをしつこく叩く。これに八木は前蹴り、ジャブで隙間ができると右ストレートをクリーンヒットさせるが、高口は下がらず接近戦を続ける。


 3Rも接近戦を仕掛けて前へ出てくる高口に八木は疲労の色を見せるが、左右ミドル、ヒザ蹴り、右ストレートで対抗。高口はしつこく右ボディと左右フックで接近戦を仕掛ける。八木が意地を見せて高口を突き放しながらの攻撃を決め、判定3-0で勝利を得た。

▼第1試合 Krushスーパー・ライト級 3分3R
〇梅村直希(湘南格闘クラブ)
KO 1R 2分43秒 ※左ストレート
×水上陽生(ポゴナ・クラブジム)


 1R、サウスポーの梅村が左ミドル中心に攻めれば、水上は左右ローと右ミドルで応戦。水上がコーナーへ詰めてくると、梅村は前へ出て渾身の左ストレート。これがズバリと決まり、一発KO勝ちした。


 梅村はマイクを持つと「私は頭が悪い、勉強ができない、私は何もできない。こんな私に何ができるかと考えていたところ、試合を通じて周りの人に元気を与えられることに気づきました。今年はコロナでいろいろありましたが、コロナの年に誕生したファイターとして引き続き見てもらえればと思います」と饒舌にマイクで喋った。

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